5巻以内で完結する厳選おススメ漫画!

おススメ漫画

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は2~5巻で完結される漫画でいのまん的におすすめしたい作品の紹介鵜をします。

5巻以内といっても、あっという間に駆け抜けてしまうような作品もあれば、重厚な設定を見事に納め切った作品もありで気軽に読めてしまいます。

短巻漫画は時間の都合が付きやすいので誰にでもおススメしやすい所が良い点です。

ぜひ、この記事を見てくれた方が興味を持てる一作を紹介できればと思います!

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「地球へ・・・」竹宮惠子 全3巻(文庫版)

劇場版・テレビアニメと2度もアニメ化されている、竹宮恵子が描く至極のSF漫画です。

地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで育った少年ジョミー・マーキス・シンは、『目覚めの日』(=14歳の誕生日)の数日前から不思議な夢を見ます。

人類はコンピューターによって支配されている世の中で、14歳の時に検査をして超能力を持つ新人類”ミュウ”であった場合、排除されるといった統治社会となっていました。

主人公のジョミーには”ミュウ”達の中でも特に特別な力を持ち、”ミュウ”達の長・ソルジャーとして人権復活の為に人類に立ち向かっていきます。

文庫3巻に収められていうにもかかわらず、重厚なSFストーリーは何回読んでも新しい発見があり、今の若い方が読んでも色あせることがありません。

ファーストガンダムと同じ世代の作品の為、SF好きにはたまらない一作となっています。

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「鬼灯の島」三部敬 全4巻

「僕だけがいない街」で大ヒットを飛ばした三部先生の初期作。

主人公の鈴原心(すずはらこころ)と妹の夢(ゆめ)も、両親が育児放棄したことによって隔離された島に建てられた児童保護施設「鬼燈学園」に引き取られます。

学園にいるのは4人の教師と、心と夢を含めた6人の子供たち。
そんな中、心は他の子供たちから「大人の言う事を信じるな」という警告を受けます。

最初は気にしていなかった心だったが、子供の不審死や教師たちが子供たちの保険金の受取人となっている事を知り、大人たちへの不信感を募らせていきます。

閉ざされた島の子供たちと大人たちによる疑い合いの戦いへと発展していくのでした。

脱出困難な島から子供たちの知恵のみで生還を試みる、徐々に高まる緊張感に一気に読破してしまうこと間違いなしです。

「ヒミズ」古谷実 全4巻

ギャグ漫画家としての地位を捨てて描いたサスペンスホラー

中学生にして貸しボート屋を営む住田祐一は、不遇な現実を諦観しつつも、平凡な生活を送ることを夢見ていたがそんな生活は訪れません。

自分の価値観い固執し続けて、誰もが抱える負の感情がやけにリアルに映っていきます。

古谷実先生の作品は好みが非常に分かれる作者の一人だとは思うけど、ただ嫌い合わないですまされない表現力がこの漫画だと思います。

「ソラニン」浅野いにお 全2巻

いい意味で変人の浅野いにお先生。

本作は映画化もされて大ヒット作品にもなったので知っている人も多いと思います。

社会に強い不平不満を持ち、将来に希望を感じられずにいた、社会人2年目の井上芽衣子は勢いで仕事を辞めてしまいます。

先の見えない生活の中、恋人で同性相手の種田に逃げ腰な生活を辞めて本気でバンドをやってほしいと思いをぶつける。

本気でバンドをやってデモCDをレコード会社に出すが・・・

浅野いにお先生の作品の中でもオーソドックスな作品で、良い意味で人を選ばない青春群像劇です。

「シャーリー」森薫 全2巻

「乙嫁語り」が作者の森薫先生の処女作。

森先生の代表作「エマ」と同時期に発売されているが最初に描かれたのはこちら。

カフェを営む”ベネット・クランリー”がメイドの募集をかけた所、13歳のシャーリー・メディスンがやってきます。
若いとは思ったものの、他の受け入れ先が難しいと思い雇う事にします。

年齢の割に有能なシャーリーと、元は上流階級のベネットの日常が始まります。

イギリス・ヴィクトリア朝時代を背景にした作品です。
モダンなメイド服がなんとも可愛くてなごんでしまう一作です。 

「黒博物館 ゴースト アンド レディ 」藤田和日郎 全2巻

近代看護教育の母、フローレンス・ナイチンゲールの偉業を、ドルーリー・レーン劇場取り付く幽霊・グレイが守護する伝記ファンタジー。

ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。

偉人ナイチンゲールの偉業は、狂気と隣り合わせで描かれるシーンの連続は読み手側を強制的に感動のるつぼへと押し込む力強さがあります。

「うしおととら」の作者が描く作品で守護霊グレイが〇らなんじゃないかとも思うけれど、これが藤田先生の最強の一手です。絶対に面白い!

「500年目のマリオン」日笠優 全2巻

1940年、第2次世界大戦下のパリ。

子どもたちを率いてコソ泥をしていた活発な少女・マリオンに歌唱の才能を見出した音楽家アーロンは、必死な思いで彼女に舞台に立つことを提案します。
それも、500年前の救国の英雄ジャンヌ・ダルクの役でー。

近づいてくる大戦や大人たちの思惑が少女・マリオンの運命を翻弄していきます。

戦争孤児となり、似たような境遇の子たちとその日暮らしで過ごしていましたが、散財一隅のチャンスが。

日笠優先生の描く女性の力強さが本作品の魅力を更に際立たせています!

「水は海に向かって流れる」田島列島 全3巻

2020年オトコ編の「このマンガがすごい!」5位の作品です。

高校への進学を機に、叔父・歌川茂道の家に居候することになった熊沢直達だが、叔父の住む家はシェアハウスとなっていた。

共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。

登場人物たちの心情がタイトル通り、水が海に流れるように読み手の感情も複雑な感情から一つの感情へと着地していく心理描写の描き方が素晴らしかったです。

何回読んでも感動してしまう良作。

「また、片想う」タチバナロク 全3巻

主人公の清瀬詩帆は、幼馴染の野方司に小学生の頃から日常的に告白をされてきました。

いつも言われてきたから野方君の告白に慣れてしまっていた詩帆だが、ある事がきっかけで野方君の「好きだ」という想いが本物である事に理解します。
野方君の想いを受け止めようとする時に物語が動き始めます。

単純なラブコメだと思って読んでいたら、予想外のSF要素を盛り込んできます。

「時をかける少女」みたいな作品が好きな人には特にお勧めです!

「ヤキュガミ」クロマツテツロウ 全4巻

身体的には小柄だが野球センス抜群の白戸大輔ことD・ロッド。

母子家庭で経済的余裕がない事から強豪野球私立はあきらめていたが、ヤキュガミ様のお眼鏡にかなって活躍していく野球漫画。

昨今ではチームで勝つという野球漫画が多い中、あくまでもD・ロッドの活躍を中心に描いていくのが逆に新鮮になっています。

高校1年生で野球センス抜群の設定の為、勝ち気で生意気な所があるけれど何故か憎めないです。

西武の森選手ってこんな感じだったのかなって想像してしまう異色野球漫画です。

「ピンポン」松本大洋 全5巻

「知ってるか?血って鉄の味がするんだぜ」

熱血青春卓球漫画の金字塔!

実写映画もテレビアニメも共に大ヒットしたのは、原作漫画が面白いからでしょう。

努力を忘れた天才・ペコと努力の意味を見出せないスマイル、両極端な二人が強豪海王学園・風間に挑んでいきます。

作中の登場人物は全員高校生なのだが、みんなやけに大人びたセリフを使うのはご愛敬。
だが、そのセリフ回しがカッコいい。

読めばハマる事間違いなしです!

「ニューヨーク・ニューヨーク」羅川真理茂 全2巻(文庫版)

「赤ちゃんと僕」「ましろのおと」の作者・羅川真理茂先生の一作。

ゲイである事を隠して生活をする難しさやそれに伴うジレンマに対して、ケインとメルはぶつかり合いながらも傷つきながらも受け入れていくヒューマニズム作品です。

性描写に関してはちょっと目をそむけたくなるのは事実ですが、LGBTに関してまだ声高に叫ばれていない頃に出された本作品はかなり奥深いです。

前半の二人の出会いと後半の連続殺人事件に巻き込まれていく流れは一本の映画を見終わったかのような読後感を得られます!

最後に

ジャンルフリーで選んでいるので、並び順は特に考えていません。

さっくり簡単に読めそうで意外と濃厚な作品も多いので、半日くらいヒマだと思った方にちょうど良い作品が目白押しだと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。したっけね!

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