「笑顔のたえない職場です。」最新3巻感想～双見先生のモテ期が到来しているらしい

今回は、くずしろ先生がコミックDAYSで連載中の「笑顔のたえない職場です。」の最新刊3巻を読んだ感想です！

「永世乙女の戦い方」「兄の嫁と暮らしてます。」も面白いです。

がっちり作者買いしている昨今ですが、くずしろ先生は他にも連載5本も持っているんですよね。

しかも6月新連載を立ち上げるとか・・・、腕と脳みそどうなってるんだろう。
やっぱり、神様なんじゃないだろうか？笑

徐々に買っていきます！
楽しみは取っておきます！

「笑顔のたえない職場です。」～作品詳細

作者：くずしろ

出版社：講談社

ジャンル：日常・コメディ

発行巻数：既刊3巻（2021年4月現在）

あらすじ

25歳・新人漫画家の双見奈々はかなりの心配性、担当の佐藤さんに嫌われてしまうのではないかとあらぬ考えを巡らせてしまいます。

な心配症の双見先生を支えるのが（つっこむ）、アシスタントの間瑞希・はーさん。

そして双見さんの担当・佐藤楓は、一見できるOLさんだが恥ずかしがり屋で褒めるのが苦手。

そんな彼女たちが、お互いに支えあいながら仕事を進めていく漫画制作コメディ。

謎のアシ・ねこのてさんはぴちぴち10代！

この漫画は女性ばかり出てくる漫画なので、様々な髪型の可愛い女の子が出てきてヒャッハーしています。

今までチャットや〇ィッター上で連絡を取っていたアシスタントのねこのてさんが、今回初登場しました。

さてさてお楽しみの髪型は・・・、

ツインテールのマスク萌えです！

めんこいわ～、双見先生もツインテールですがねこのてさんは髪の結び目を高めにしてさらに幼く見えるように描かれています。

さて、そんなねこのてさん初登場ですが、前出の通り幼く見えます。

ねこのてさんと交流を深めようと、飲み会・お食事会に誘う双見先生ですがことごとく断られてしまいます。
（飲みハラ？飯ハラ？の心配をするのはご時世だなって思いますね笑）

ただ断るのも当たり前でした、ねこのてさんは青森在住の上にまだ16歳との事！

16歳の高校生だが、不登校で学校に通っていないためとの事、自分の事を申し訳なさそうな表情で話をするねこのてさん。

そんなねこのてさんに対して、ページを開くと双見先生とはーさんのアップで「天才じゃん！」と力強いセリフが印象的です。
既に佐藤さんという担当がついている事も褒めちぎります。

くずしろ先生の漫画は、物語における明暗や強弱、テンポのつけ方が絶妙にホントに上手な漫画家さんだと思います。

結局、この二人にとって重要なのは漫画を描く能力であって、ねこのてさんが不登校であることにデメリットは無いというのがとてもよく伝わります。

後ろめたい事柄に対してポジティブな要素で被せてくる、重くなり過ぎずに軽くなり過ぎない最高の演出でした！

ねこのてさんの出演、もっと増やしてほしいですねぇ。

孤独な職業の方々

双見先生が書いてる漫画は将棋をテーマにしています。

そのため監修という方がついていますが、それが「永世乙女の戦い方」にも出ている女流棋士の塔子さんが双見船影の漫画の監修をしているそうで2巻では仲良く打ち合わせのシーンもありました。

そんな塔子さんが急に双見先生の家に来訪するとの事で大騒ぎとなります。

塔子さん、めっちゃ美人でいい人なんです。

普段はキビキビと仕事をしているはーさんでさえも、デレデレになるほどのタラシっぷりです。

その様子を見て嫉妬したのは、雇い主の双見先生ではなく居候の梨田先生。
しかし、梨田先生もあっという間に塔子さんの虜となりました。

そんな塔子さん、なぜ突然双見先生のところに来たかと言うと「対局で負けたから一人になりたくなかった」という理由！

めっちゃ明るくはーさんと梨田先生に指導対局をして、褒めちぎっていたのに、実は「対局で負けたから一人になりたくなかった」と！

・・・わからなくもない気持ちですよね。

仕事でも、部活でも、勉強でも本気で取り組んだ時には落ち込みます。
だから気分転換をしたくて誰かと一緒にいたいって思ってしまうものですよね。

そして悔しいからこそ、めっちゃテンション上げていくって言うのもわかります。
特に一発勝負ではなく、取り返しの利くものだったら特に無理やりでもテンションをあげて次に取り組むようにしなくちゃいけないんです！

女流棋士や漫画家といった特殊な職業を例えにしていますが、根本的には一緒です。

悔しいものは悔しい、怖いものは怖い、辞めたいときは辞めたい！

いつもそんな気持ちと戦っています！

みんなで頑張ろうって雰囲気がとても励みになった回でした。

最後に

一話完結なので、何巻から読んでも大体話通じるのがこの作品の良い所なんです。

双見先生のモテ期回とか、柴犬を拾った回とかもほのぼのした話もあるので落ち込んだ気分の時でも気軽に読める所が良いんですよね

やっぱり、双見先生のツインテールは最高だなぁ。。

したっけ、最後までお読みいただきありがとうございました。またね！

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