「平穏世代の韋駄天達」4巻感想・ネタバレ~ピサラ将軍がキュートでたまらない

平穏世代の韋駄天たち

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、ヤングアニマルで連載中の「平穏世代の韋駄天達」の4巻を読んだ感想を書いていきます。

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「平穏世代の韋駄天達」~作品詳細

作者:原作・天原
   作画・クール教信者

出版社:白泉社(ヤングアニマル)

ジャンル:バトル・ファンタジー

発行巻数:既刊4巻(2021年6月現在)

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「平穏世代の韋駄天達」~前巻あらすじ

ゾブル帝国を支配している魔族を殲滅するために、リンは即座の殲滅戦を行おうとするがイースリイの発案によって、打ち漏れがないようにプロンテアを仲間に入れてからが良いと提案する。

韋駄天・プロンテアと合流、プロンテアの全世界を見れる能力を使って魔族の合計数を把握するついでにハヤトは修行をつけてもらう事に。

そんな時に、魔族の襲来が。

プロンテアは海軍大将・ネプト難なく退けるが、ハヤトは少年兵・コリーと対峙するがダメージを与えられずに長期戦となってしまう。

一方、みんなと別行動をとっていたイースリイは女将軍・ピサラと遭遇。
戦闘力では勝てないものの、知力によって最後は行動不能とした。

魔改造してしまうイースリイ

3巻でイースリイの媚薬攻撃によって陥落してしまった魔族の女性将軍・ピサラ。
動けなくなったピサラに対して、イースリイは脳の改造手術を施して韋駄天側に付くように洗脳してしまいます。

単純明快なハヤトも主人公っぽくないし、知略を駆使して残酷な手段まで使うイースリイにも良い感情が湧きませんね。
ジャンプ漫画では無いので爽やかさは求めていないのですが、リンさんくらいに目的がはっきりしていると好きになるのですが、力を求める猪武者だったり人の裏ばかりをかいて自分の手は汚さないようにしている主人公キャラ達にはどうも好きになれません。

けど、ポーラとピサラ将軍は好きです。
(ただの女キャラが好き説)

プロンテアにやられた海軍大将・ネプトとコリーも同じように洗脳手術をされてしまいます。

洗脳と書いていると、どっちが正義側なのかわからなくなってきますね。。

神様の倫理観

洗脳手術をしたピサラから魔族側の情報収集を行います。

魔族は生まれた瞬間は普通の化物だが、生まれてから人間の赤子と融合させることによって人型の魔族になるそう。
ただ、成功率は数千分の一とかなりの低確率の為、侵略した国の女性をさらって意図的に子供を産ませて魔族と融合させているみたいです。

こうして書いているだけでも胸糞悪いことしているし、おぞましい実験だと思ってしまいますよね。
けど、ハヤトやイースリイ達はその事に対して何も感情が動く様子はないです。

何故かというと、韋駄天は神様であって人間という種族を絶滅させないという本能のようなものはあるが、「命を粗末にしてはいけない」とか「人をモノのように扱ってはいけない」というような人間社会の一般常識が通用しないんですよね。

ゾブル本国では、侵略した国から連れ去ってきた女性たちが淫乱魔族・エマの手によって調教されそうになっていますが、韋駄天達がその場に現れても何も感情を出さないんでしょう。
(一巻に出てきて凌辱されたシスターが出てきましたが、可愛い)

本能で人間を助けるって、読み手側としてはそんな韋駄天達にただ救われる結末が待っていても面白くないですね。

信仰心なさすぎ?

魔王は韋駄天

ちなみに魔族ではないのに魔王として魔族たちを支配していたオーバミ博士ですが、韋駄天だという事がわかりました。

人間にしては寿命が長すぎるし魔族ではないと言っている事から何となく予想ができましたね。

韋駄天は人々の祈りから生まれてくる神様だが、魔王は魔族の祈りから生まれた、魔族側の韋駄天という存在らしいです。

800年前にリンを始めとした韋駄天達が魔族を封印した際に、魔族が祈った事によって発生した存在が魔王・オーバーM。。

ラスボスにしては存在が弱すぎないか?!
魔族を救おうとしている?発展させようとしている?

敵側もキャラが弱い気が・・・

ハヤトの弱さの秘密

やっと、ハヤトの攻撃力UPの修行に入るみたいです。

韋駄天が攻撃力を上げるには単純に自分の拳を重くすることみたい。

韋駄天は移動の際に、自分の元の体重を軽くすることで高速移動や垂直の壁に張り付くと言った行動を取れるのですが、攻撃力をあげるにはただ体重を増やす。

ただ、普段から日常的に使用している軽量化は容易にできるみたいだが自分の体重よりも重くするのは普段やらないから難しいらしい。

案の定、単純馬鹿のハヤトは体重の変化を操る事は出来ず、ポーラは体重変化は出来るけど攻撃のタイミングに合わせて拳のみを変化させる事ができません。

比較的、器用なポーラでもできないのにバカで存在感が薄く、負けてばかりのハヤトはこの難題をどうクリアするのかなって思っていたところ、想像以上に単純な解決法でした。

ハヤトは今まで移動するときに体重で攻撃、つまり1~2キロの体重で攻撃していただけでした。
今まで、攻撃の時に自分の元の体重に戻して攻撃してこなかったせいで攻撃が軽かったというだけです。

・・・必殺技を求めていたわけではないのですが、攻撃力の改善が単純ですねwww

H×Hのゴンも単純馬鹿で、念を覚えた最初の技がじゃんけんでしたから人気漫画を引き合いに出すと馬鹿にはできませんが・・・

主人公のはずなのに、ハヤトは未だに不遇です。。

最後に

どんなに設定が面白くても、そこに共感性が生まれなければ物語全体が面白いとは思えないと思うんですよ。

今の所、設定の面白さに引っ張られて読んでいるんですがもう少し人間側を助ける理由や、魔族が人間の姿となって変化している点とかを教えてほしいですね。

特に魔族側は、今まで知識を持たない魔獣の姿から知識を得た魔族に変わっているのだから人間側にただ忌み嫌われるって存在では無くなっているのではないかと思います。

どうも韋駄天側の完全正義ではないと思っている、いのまんの願望です。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね~

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平穏世代の韋駄天達 4

平穏世代の韋駄天達 4

[著]クール教信者 [原作]天原

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