「2.5次元の誘惑(リリサ)」最新10巻感想~副会長はむっつりオタクだった

2.5次元の誘惑(リリサ)

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、ジャンプ+で連載中の「2.5次元の誘惑(リリサ)」最新刊10巻を読んだ感想を書きます。

前巻は奥村の恋愛観ムーブだったので、10巻でハーレムラブコメ展開は避けてほしいなというが祈りが届いたみたいです!

奥村のトラウマの元凶で、幼馴染の阿部まりえは同じ学校で”聖母”の異名をもつ副会長でした。
ただ、この聖母にはとある大きな秘密があります。。

スポンサーリンク

「2.5次元の誘惑(リリサ)」~作品詳細

作者:橋本悠

出版社:集英社

ジャンル:青春・コスプレ

発行巻数:既刊10巻(2021年7月現在)

スポンサーリンク

9巻あらすじ

漫画研究会で海への夏合宿を敢行。

今回の合宿の裏テーマは奥村が2次元の女の子に興味を持つこと!

被写体に興味を持たないと被写体が本当に撮ってほしい素顔を取れない!

奥村はリリサやミカリの気持ちを知り、自分が女性から嫌われていないという前向き?(好かれているとは思っていない・・・)気持ちを胸に改めてリリエル(リリサ)の写真に撮る。

リリエルコスをしたリリサの気持ち毎写真に収めることができた奥村の写真は今までとは違う表情のリリサをとらえることが出来た。

夏休みが終わり、学校では文化祭が始まろうとしている。

漫研はコスプレの何かをしそうなものだがリリサのコスプレは非公表の為、去年と同じくリリエル研究発表に出し物は決まってしまった。

しかし、生徒会執行部の出し物が周囲の強い希望によってコスプレ喫茶になった事から漫研に依頼来る。

だが、生徒会副会長は奥村の幼馴染でトラウマの元凶となった女性だった。

奥村が女性にトラウマを持った原因は小学生の頃、幼馴染のお姉さんに好きだと言ったが振られてしまった事。
その幼馴染のお姉さん・安部まりなは、なんと奥村の同じ高校で生徒会副会長をやっていて、誰にでも優しい聖母の異名をもった女性となっていた。

文化祭と副会長・まりえの本音

生徒会からコスプレ衣装の件を快く引き受けた漫研。

ですが、2次創作を3次元に下してコスプレすることが主な漫研諸君は”著作権”という問題に引っかかる衣装ばかり思いつきます。
(実際にある衣装を着て客引きを行うと、商売に使ったとみなされて罰せられるらしい)

ただ、副会長のまりえが書いた衣装案は個性があり著作にも触れない完璧な下絵を書き上げます!

その絵を見てから衣装案もまりえにお願いすることに。
他にもたくさんの仕事を抱えながらも自分に任せてというまりえの自己犠牲心は痛々しくも感じますねぇ。

奥村は仕事を多く抱えるまりえを心配するのと同時に、他の人と自分への態度の違いが気になり追いかけて話しかけます。

仕事の事は強がるまりえですが、子供の時に奥村から好きだと言われて答えられなかったことは謝ります。
本当は自分も奥村の事が好きだったが、恥ずかしくて言えなかった。
そしてその直後に引っ越してしまった事を。

別にそこに関しては許す奥村ですが、まりえはそれでも目を合わせてくれません。
無理やり顔を見ると真っ赤な顔をしたまりえがいます。

はい、可愛いです~!まり姉可愛い~!
この表情を見れるだけでコミック買った意味があるほどに可愛い!

まりえの本性

翌日知恵熱で学校を休んだまりえ(皆勤賞が破れました)

奥村とリリサがお見舞いに行くと、親も入った事が無いと言うまりえの部屋。

パンドラの箱を空けるが如く中に入ると、見る人が見ればわかる様々なものが乱雑と置かれていたオタク部屋でした。

まりえは親にも学校にも隠していたが、奥村リリサに負けないくらいのガチオタクだったのです!
(ベットから飛び起きたまり姉は、素っ裸でした。最高です)

家でも学校でもいい子でいなくてはならないまりえは本来ガチオタで本当の自分が何なのかを見失っていました。

本当の自分はオタクで、勉強は頑張っても1位前後で、ドジでsっ敗ばかりしている、本当はしっかりしている自分なんていない!

親やみんなの期待通りに生きている事に対して、いつの間にか息苦しさを感じていたという事ですね。
親は自分の能力を把握せずに期待を押し付けてきますからね。

親からの期待は誰しもが、大なり小なり感じていたと思います。

だからこそまりえは、妄想の世界にのめりこんで、自分を保っていたのと同時漫画も描いていたという事です。

リリサには最後の文化祭は”本当の自分の姿”を見せたいと考えて衣装を作ってもらい、親も文化祭に呼ぶ事を決意します。

果たして、まりえにとって本当の姿とは・・・?

文化祭に聖母降臨

文化祭当日、順調に始まろうとしていたが生徒会執行部のコスプレ喫茶を開店する1時間前にアクアリウム研究会の水槽が倒れて割れてしまうアクシデントが起こります。

執行部の出し物も時間が迫っている中でまりえは自分の心根と呼べる人助けの精神が働き、片づけと手伝う事を決意します。

その姿にリリサはリリエルの本当の献身性・犠牲心を見たように感じて漫研一同で片付け+新たな水槽の準備を測る事になりました。

自分の事を優先するのではなくて、困っている人の事を優先するホスピタリティ・・・素晴らしいです!

ただ、その間にも時間は流れてお客さんも入りパニックになっているであろう執行部コスプレ喫茶ですが、「コスプレしない」「文化祭は帰る」と言っていたみかりがコスプレして場を繋いでくれています。

友情・・・、さすがジャンプ漫画!そしてナイスツンデレ!

改めてみんなで猫耳メイドナース服を着て、まりえは親や学校の前で自分がオタクだという事をカミングアウトします。

「他人は自分を写す鏡」

目の前の笑顔の分だけ自分も幸せになれるという母の言葉はまりえの心の中に根付いていて、迷っていたがそれも本当の自分だと気が付きます。

まるで最終回の如くまりえのシーンが続いて

「わたしは全部の私を誇りに思う」

という回想と見開きでのアップ!

ストレートに気持ちが伝わる良い描き方で心が浄化されてした。10巻最高でした!

最後に

良い意味でひねりの無いストレートな物語、最高でした!
「2.5次元の誘惑」は、正直次の展開を予測しやすところがいいですね!

そして、〇っぱいや〇ンツも見放題・・・

否、キャラの表情変化が細かくて素晴らしいと思っています!
ミカリのツンデレや、まりえの奥村に対して顔を真っ赤にしていたのは5秒ぐらい止まってみてしまいましたからね!

眼福でした!!

最後までお読みいただきありがとうございました、したっけね!

にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村

ebookjapan
会員登録【最大6回】漫画が半額で買えるクーポンがもらえる
試し読み約9,000冊の漫画が無料の「読み放題」コーナー
ポイント購入金額に応じてお得なTポイントがたまる
お得なクーポン曜日限定でもらえる限定クーポンなどセールが豊富

まんが王国
会員登録無料(LINEなら最短5秒)
試し読み漫画を一冊まるごと無料で読める「じっくり試し読み」が充実
ポイントポイント購入還元【最大30%】
月額コース特典月額コース登録で豪華な特典あり

コメント

タイトルとURLをコピーしました