こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で青木崇高さん演じる武将・木曽義仲のおススメ小説と管理人自身の思い入れ書いていきたいと思います!
木曽義仲は源氏の一族で平安時代末期に生きた武将で、本名は源義仲で、平家物語では朝日将軍と呼ばれる武将です。
木曽義仲、全然人気ないんですよねぇ。。
管理人は岐阜県木曽がご先祖のルーツになってまして、義仲の家臣である”今井兼平”に縁があるので、いくら義仲を悪く言われても嫌いになれなんですよね。
むしろ、どうしてそうゆう結末になってしまったかの方が気になってしまいます。
さて、木曽義仲は何をした人なのか?なぜ人気が無いのか?
これから大河ドラマを見て知っていく人の中には、木曽義仲を知らない人もいるかもしれませんので簡単に説明します。
そして木曽義仲を好きになれる小説を紹介させていただきます!!
※歴史物に触れる場合、わからない言葉は飛ばしても一向に構わないと思ってます。
何度も出てくる言葉や人物名であれば雰囲気で覚えられますし、一度しか出ない場合はさほど重要では無いので。
人物名や言葉の意味が分からないから読むのを辞めるのではなく、わからないなりに読み進めて徐々に理解を深めていきましょう!!
木曽義仲の生涯
木曽義仲は、1154年源義賢の次男として誕生します。
幼名は”駒王丸”。
義仲は幼少の頃、父が兄と対立して敗れた末に乳父である武家・中原兼遠の庇護の下で育てられます。
幼少期・少年期・青年期を木曽の山奥で暮らすこととなります。
時が経て1180年義仲26歳の時、以仁王より平氏討伐のお触れが出た事によって挙兵。
1183年、かの有名な”倶利伽羅峠の戦い”にて10万の平氏軍を破り、その勢いのままに京都に入京します。
京都入京は、鎌倉幕府を建立した源頼朝(大河では大泉洋さんが演じてます)よりも早い入京です。
しかし、京都では皇位継承問題に介入したり治安の悪化が原因で評判を落としていきます。
そして西国へと逃げ延びた平氏の追討を、後白河法皇に命じられますが、水島の戦いにて慣れない水上戦を経験して惨敗を喫してしまいます。
その戦の間に京都には、源頼朝が上洛を果たすこととなり、結果的に敵対する事となります。
最終的に源義経率いる鎌倉軍との”宇治川の戦い”にて惨敗、”粟津の戦い”で討ち死にとなります。
木曽義仲の不人気の理由
義仲不人気の理由は2つ!
歴史は勝者が作る物。
木曽義仲は歴史の敗北者なんですよね。
歴史には栄枯盛衰があり、平家物語のように平氏をよく言う時もあれば悪くいう時もあり、反対に源氏をよく言う時もあれば悪くいう時もあります。
ただ良いイメージはすぐに忘れ去られてしまうけど、悪いイメージはいつまでも残り払拭されにくいですよね。
義仲は良い時が平氏・源氏の中でも圧倒的に短く、悪い時のイメージが強烈なんですよね。
京都から平氏を追い出すところまでは義仲は間違いなくその時代の英雄でした!
しかし京都に入ってからの義仲は、宮中の礼儀作法など知らない田舎者の姿を丸出しで行動してしまいます。
まず不人気となった第一の理由。
義仲は新たな天皇に自分を立ててくれた以仁王を推挙します。
当然ですが、そのような権限義仲にはありませんね。
伝統や格式を重んじる法皇や公卿達から、宮中の政治・文化・歴史への知識や教養がない「粗野な人物」として疎まれる契機となってしまいます。
義仲は、26歳まで木曽の山奥で過ごしていました。
残念ながら都の礼儀作法や身に着ける機会があるはず無いですよね。
”当たり前”という言葉がありますが、環境が立場が違えばその”当たり前”も変わってしまいます。
そして京の都の治安悪化。
養和の飢饉で食糧不足が続いていた京に、数万の遠征軍が到来するとどうなるか?
食料を求めて略奪です。
しかも、この数万の平氏は義仲に直属の軍ではなく他家の軍勢も併せていた為、義仲が軍全ての統制が取れていたわけではありません。
天下は既に乱れていた為、食い詰めて軍に入ってきた乱暴者もいたと思います。
義仲一人の軍であれば、一人二人見せしめに切ってしまい軍律を整えることもできたでしょうが、混成軍であればそんなことも叶わないですよね。
そして第2の理由。
先ほど歴史は勝者が作ると言いましたが、この時代の勝者は”源頼朝”です。
頼朝は確かに平氏討伐にあたって挙兵しますが、自分自身は戦には出ずに弟の範頼・義経を立てて挙兵します。
頼朝は自分が軍を束ねる能力は無い事は理解されていた方なのだと思います。
その為、弟たちに武力を与えて京への一番乗りを果たしてもらおうとしています。
かなり賢い人だという事がわかります。
ここは自分の妄想なのです。
どうでしょうか?自分で働きもせずに平氏滅亡を成し遂げてる男です。
京都一番乗りを果たした義仲に対して後世に良いイメージを残すと思いますか?
弟の義経にさえ疑心暗鬼を催して討伐令を出している人物です。
自分のイメージをよくするために簡単な方法は、自分に近しいものの評判を落として殊更自分をよく見せる事。
頼朝にはその力もあったでしょう。
実の弟である義経に関しては、美談を残して自分の方に一方的に批難が向かないようにして。
義仲が起こした行動は当時の礼節としては褒められた事では無いため、その事を逆手にとって更に悪いイメージを植え付けていったと妄想してしまいます。
自分は基本的に判官贔屓なので、敗者に目をむけてしまいます。
なので、自分が考えた事はあくまでも妄想ではありますので、与太話だと思ってください。
木曽義仲を推したい理由
義仲を推すというよりも、義仲を含めた方々を推していきたい!
木曽義仲は、愚直で良い意味で猪武者だったんでしょう。
調略とかは得意とせずに、武力に長けた人物なのは数ある合戦で勝利を掴んできた事から間違いないはず。
その勝利も義仲の下で、義仲四天王と呼ばれて活躍した今井兼平、樋口兼光、根井行親、楯親忠の4人の武将たちがいたからだと思います。
四天王全員が義仲の幼馴染で一人一人にエピソードがあり、義仲が敗れた宇治川の戦いで命を落としています。
三国志の劉備・関羽・張飛の”桃園の誓い”
「同年同月同日に生まれることを得ずとも、同年同月同日に死せん事を願わん。」
という逸話と似た結末となっています。
5人が義兄弟の契りを交わしたかは知りませんが、宇治川の戦いは胸が痛い想いで毎回ページを捲っていました。
そして今では義仲よりも有名な”巴御前”
日本でもっとも有名な女武将ですね。
義仲一人ではただの猪武者ですが、巴御前や四天王との関係に想いを膨らませると何とも魅力的な人物に見えてきませんか?
木曽義仲が登場する小説
義仲これにあり
平家を討ち破りし先兵となるも、京洛を追われた悪逆の徒、木曾冠者・源義仲。
勝者の歴史に刻まれた彼の姿は、はたして正しいものなのか?
義仲が胸に抱きつづけたテーマを軸に、誰もみたことのない「源平合戦」の幕が上がる!
木曽義仲―「朝日将軍」と称えられた源氏の豪将
平家の大軍を倶利伽羅峠に破り、都に一番乗りを果たした勇将・木曽義仲。“朝日将軍”と称えられたその颯爽たる生涯を描ききった力作。
時代に風穴を開け、颯爽たる勇姿を歴史に刻んで散った稀代の英傑を活写する力作小説。樋口兼光、今井兼平、巴御前といった脇役たちの活躍も印象的な、魅力ある物語に仕上がっている。
君の名残を
幼馴染みで、剣道部主将を務める高校生・原口武蔵と白石友恵は雨が降りしきる下校途中、忽然と姿を消してしまう。
二人が目覚めたそこは平安末期、動乱の前夜だった……。
原口武蔵は義経配下の武蔵坊弁慶として、白石友恵は木曽義仲の妻・巴御前として、変えようのない歴史の波へと飲まれていく。
最後に
”鎌倉殿の13人”義仲登場して、もし彼の生涯が気になれば試しに読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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