アニメ「平家物語」4話感想・考察~重盛の目を受け継ぐびわ

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回はアニメ「平家物語」4話“無文の沙汰”を見た感想を書いていきます!

アニメ「平家物語」をより楽しく見るためにわかりにくかった部分を捕捉していこうと思います。

今回は徳子の出産、そして平家没落への坂は重盛の死をきっかけに急加速していく事となります!

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「平家物語」~作品詳細

アニメ制作:サイエンスSARU

監督:山田尚子

脚本:吉田玲子

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「平家物語」~4話あらすじ

徳子は、待望の御子を授かったにもかかわらず病床に臥(ふ)してしまった。

見舞いに来た重盛が片目で周囲を見ると、密議の陰謀で処分された者たちの怨霊(おんりょう)がうごめいていた。

恩赦によって流罪になった者たちが解放され、徳子の息子が無事産まれるが、平家の立場は一層難しいものとなっていた。

「平家物語」~感想

徳子の出産は平家安泰の兆しか?

3話では子ができないと悩んでいた徳子が子供を授かった所から始まりました。

しかしずっと苦しそうな様子で当初は出産間近なのかとも思いましたがまだ妊娠中の様子で、さらに重盛は徳子の周りに黒い服を着た死者たちを見ています。

この黒い死者たちは”鹿ケ谷の陰謀”に置いて命を落とした亡霊たちで彼らの怨念が清盛入道に平家にこれ以上権力を握らせてはいけないと取り囲んでいるようです。

徳子が苦しんでいるのは怨念のせい。

彼らの怨念を散らすために重盛は”鹿ケ谷の陰謀”の一件で島流しにした成親、西光らに温也を与えますが、俊寛だけは謀議の張本人という事で島に取り残されます。

この事が功を奏したのかどうかはわからないが徳子は無事に男の子を出産、平家血筋の将来の帝が誕生したとあって清盛公は喜び平家の栄華も安泰のように見られます。

しかし徳子は安心できていませんね。

宮中の仕来りの中でなら子供は生まれてこない方が良いのかもしれないと思っていましたからね。

徳子はびわには先が見える能力があると察していたようでびわに「この子の先を見て」と言います。
びわは「見えぬ」と一言、けど本当は徳子と一緒に海に沈んでいく子の姿が見えていたのですけど言えませんよね。

びわは辛い立場ですね、徳子の変えられぬ運命も知って徳子の子の将来も知ってしまって関係を築いていかなくてはいけないなんて。

重盛没する

近衛(藤原)基実に嫁いで14歳に未亡人となっていた清盛の娘・盛子が23歳で亡くなります。

基実が亡くなった時点で別のように嫁がされば良かったものの”藤原家の財産を相続していた盛子”を手放すことが出来なかった。

その約10日後に”鹿ケ谷の陰謀”以降で体調を崩した重盛も没する事となります。

重盛は亡くなる前に熊野神社へびわと維盛を連れて参拝に行ったときに二人は重盛の背中から命の灯が消えるのが見えていました。

後白河法皇が重盛を見舞いに来ていましたが、既に生気が抜けた表情をしていましたね。

今まで清盛・後白河法皇の間に立って両者のバランスを保ってきた重盛がいなくなるという事は、戦乱の火蓋は重盛が亡くなった事が原因と言っても過言では無いでしょうね。

後白河法皇にご機嫌取りに資盛は唄を進めています。
笛の名手・清経の笛とびわが弾く琵琶の音色に乗せて歌っていた歌は何だったんでしょうね。

最後に

びわは重盛の”死者が見える目”を受け継ぐこととなりました。

また、作中では何年も経過しているのだがびわの容姿に変化はありません。

しかし4話ラストの方で顔が見えない赤い十二単衣を着た女性が登場しています。

もしびわだとしたら、この時点で成長させる意味はどこにあるのかが気になるところですね。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね。

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