千夏の恋心は開けてはいけないパンドラの箱「アオのハコ」4巻感想~

アオのハコ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、三浦糀先生作で少年ジャンプにて連載中の「アオのハコ」4巻を読んだのでネタバレ含んだ感想を書いていきます。

いいですねぇ。
甘酸っぱくてドキドキしてしまいます!

ジャンプ漫画でこんな青春漫画が読めるなんて時代が変わりましたね。

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「アオのハコ」~作品詳細

作者:三浦糀

出版社:集英社

ジャンル:学園青春

発行巻数:既刊4巻(2022年3月現在)

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「アオのハコ」~あらすじ

無理が祟り、体調を崩した大喜を看病する千夏。

大喜の足がもつれ、倒れ込んだ拍子に2人の距離が急接近し――。

そしてついに始まった夏休み。

迫る花火大会に、雛は勇気を出して大喜を誘うが…?
気づいてしまったその想い。
それぞれの夏が、始まる。

「アオのハコ」~感想

千夏先輩は口下手!

風邪を引いた大喜の看病をした千夏。

そこで同居生活漫画お約束、「ベットに押し倒す」が発生です。

上が千夏、下が大喜。
千夏は大喜に触れようとしますが、冷えピタを直すだけと言って留まってますね。

大喜、めっちゃドキドキしてて気持ちわかるし可愛らしいですね笑

ただ千夏は大喜が部室に貼った目標「スマッシュを入れる」という大喜にしては弱気な発言に言及、大喜に対して

「遠くの目標を持つことを怖がらないで欲しい」

とアドバイスしています。

けどね、千夏は遠くの目標を見据えすぎて近くの物事を見れていないですよね!

恋という2文字を何重にも蓋をして、開けてはいけないパンドラの箱となっているように思います。

千夏が置かれている環境から考えるとわかるんです、ストイックにならざる負えない環境である事も。

他人の家に居候までしてIHを目指すという目標があるのだから、中途半端な事は出来ないというのは千夏本人が一番わかっているんでしょう。

ですが、大喜に対してのフォローは失敗。

「あの時の事は忘れよ」

口下手だというお父さんに似た千夏も、十分口下手でした。
異性としての線を引かれたことを自覚した大喜です。

鈍感なくせにこうゆう事には敏感に気が付くんですね。
けどこれを他人は臆病と言います笑

大喜・千夏、どちらにも良し悪しはありますが自分は千夏の行動を支持してしまいますね!

親の想い

もうおじさんの域に突入している管理人取っては懐かしい想いにさせられると同時に親目線からも見てしまう作品ですね。

部活を始めに、一生懸命何かに打ち込んでいる子は全力で応援してあげたいと思いますね!

だから響く、大喜母の千夏を預かると言った時のこのセリフ

「責任なら私も背負うから
千夏ちゃんにはすごく大切な2年なんだよ!
今の私たちとは確実に重みの違う2年
力になってあげるのが大人の勤めでしょう!」

この時期にしか経験できない貴重な高校生活、その環境を整えるために親御さんも必死になります。

自分も中・高で吹奏楽部で活動して、遠征に全道・東日本と経験してそこそこ金銭面的にも迷惑をかけてきました。

私立に通いながら、遠征費も出してもらえるなんてかなり恵まれた環境だったと思います。

勉強でも、部活動でも、バイトでも、恋愛でも一生懸命打ち込んでほしいと思っています。

子供たちの未来を守りたいアラフォーおじさんの感想です。

最後に

雛は純粋に可愛いですね。

ベタではあるけど、奥手で駆け引きの無い女の子はやっぱり可愛い。

そんな雛の気持ちに気が付かない大喜には、お灸据えておきましょう!

けどけど、浴衣姿を「可愛い」と褒めたのは偉かった!

夏祭りやってほしいですねぇ。
子供に浴衣着せたい。。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

アオのハコ 4

アオのハコ 4

[著者]三浦糀

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