木を隠すには森!時行、京へ上る「逃げ上手の若君」6巻感想

漫画 

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、「逃げ上手の若君」を6巻読んだ感想を書いていきます。

さすが人気作家、歴史の影薄い人物も特徴を作ってデフォルメするのがめっちゃ上手ですね。

子供にも伝わりやすくしようという作者の気持ちが伝わってきます。

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「逃げ上手の若君」~作品詳細

作者:松井優征

出版社:集英社

ジャンル:歴史

発行巻数:既刊6巻(2022年6月現在)

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「逃げ上手の若君」~あらすじ

神の座を継いだ頼重の孫・頼継に諏訪大社内での居場所を賭けて鬼ごっこ勝負を挑まれた時行!

妨害部隊の猛攻を躱して傍若無人な神様にお灸を据える!?

その後、北条泰家の手引きで京に赴いた時行達は、身分を隠して華やぐ大都会の文化を堪能するも、神力を宿す少女・魅摩との双六対決で早々、窮地に!?

「逃げ上手の若君」~感想

諏訪神党3大将の次は、今後諏訪大社との関係性を強固にするために重要な頼重の孫・頼継との関係性が描かれました。

出しとかないと今後のストーリーでめんどくさいですからね。
さっくりと描いてました。

むしろ重大なのは、足利尊氏による偵察部隊”天狗党”への対処です。

時行が生きているという事は最秘匿情報ですから、能力の高い偵察がいる事は今後の計画に重大な支障が及ぶので諏訪大社にはいられない。

”木を隠すには森”という事で京都へ行きとなりました。

必要な情報を書き込んだ点と、今後少年漫画として必要な事柄を書いたと言った感じですね。

歴史の史実を書く上で必要な情報を書かなきゃいけないから掲載順位もマチマチなんでしょうね。 

生き汚い男のデフォルメが面白すぎた

時行の叔父、北条泰家が登場します。

額が大きくて、大きな額に口から出る言葉とは違う本音が出る人物として描かれてます。

これが最高に面白いです!

顔に本音が出る人っているけど、文字まで出るなんて発想は漫画的発想です。
こうゆう発想が松井先生は本当に上手いです!

元弘の乱で北条家狩りがされる中で負傷した新田兵に化けて逃げおおせたと言ってますが、生き汚い面もしっかりと描いて下衆な人間性も愛される人間性に描かれてます。

「お飾りのガキと仲良くなって甘い汁を吸おう」

時行と絡む際、顔に書いていたこのセリフが大好きです笑

最後に

面白いし、漫画としても上手なんですが、なんか突き抜けないですね。
キャラの多さに振り回されて印象が薄いキャラが多すぎるんですよ。
小笠原貞宗が一番キャラ立ってますの。。

登場が必要な人物の多さが歴史物の難点です。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

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