「九龍ジェネリックロマンス」あらすじ・感想・ネタバレ~懐かしい匂いのする町

九龍ジェネリックロマンス

こんにちわ、いのまんです。

今回は、「恋は雨上がりのように」が映画化・アニメ化で大ヒットを飛ばした、眉月じゅん先生の新作「九龍ジェネリックロマンス」の紹介です!

香港を舞台にした作品のようなんですが不思議な空気感です。

「恋は雨上がりのように」のときもそうでしたが、なんだか物語から匂いがしてきそうな画力なんですよ。

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九龍ジェネリックロマンス 1巻|此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。
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「九龍ジェネリックロマンス」~作品詳細

作者:眉月じゅん

出版社:集英社

連載期間:2019年~連載中

ジャンル:恋愛・SF

発行巻数:既刊2巻(2020年7月現在)

九龍ジェネリックロマンス 1

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「九龍ジェネリックロマンス」~あらすじ

なぜか懐かしい街・九龍城砦を舞台にした大人のラブロマンス。

九龍城砦にある、絶対定時上がりの支店長・李と工藤という男性社員、本編主人公・鯨井玲子、3人のみの小さな不動産店「旺来地產公司」が舞台に。

ノスタルジックなクーロンの町で非日常的な毎日が穏やかに流れていく。

「九龍ジェネリックロマンス」~感想・ネタバレ有

「九龍ジェネリックロマンス」は現実なのかそれとも幻想なのか、つかみどころのないふんわりした世界感となっています。

始めは、「何だ?この漫画?」って思ってしまったんですが、読み進めていくうちに独特の世界感に引き込まれている自分がいました。

九龍城砦とは!?

この漫画を読む前にぜひ知っておいてもらいたい事が、九龍城砦の事ですね!

1993年に取り壊されてしまっているかつて台湾に実在したスラム街「九龍城砦」を舞台としたお話なんです。

現実なら、香港がイギリス領だった1997年までで中国の共産主義から逃げこんだ地帯で、法的に納められないでいた地域。

つまり、無法地帯ってやつです!

120×210Mの狭い地域の中に5万人もの人が住んでいたと言われるスラム街。

東京ドームで216×216Mの敷地に最大収容人数約46000人なので、東京ドームより狭い敷地内で約5万人の人たちが住んでいたって想像できませんよね!

そんな九龍城砦が舞台のお話ですが、なぜか風情を感じます。

もちろん、行ったことも無いですし見たことも無い土地なんですが、漫画から溢れてくる情感のエモさが半端ないです。

鯨井と工藤が二人でごはんを食べに行くときの屋台の様子や、工藤がさぼって住民たちと青空の下でマージャンをするシーン。

全然知らないんですけどね、懐かしさと情緒を感じさせてくれます。

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鯨井玲子、記憶喪失!?

主人公である、鯨井玲子。

なぜか半年前からの記憶しかありません。

それ以前の記憶はなく、彼女が過去に何をしていたのかは一切謎に包まれています。

ただ、物語のカギを握るのは彼女の失われた過去にも関るようであったり、また工藤との関係も現在と過去では違ったものの様な描写もあります。

不思議な世界観は、もしかしたら鯨井が見ている世界を直接僕らが見ている為かもしれません。

そのため、引き込まれるような描写が多いです。

鯨井が無くしてしまった記憶は一体どんな事なのか?

また、工藤に対して抱える恋心は無くしてしまった記憶とどんな関係があるのか?

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謎の建造物、ジェネリックテラ!

人類の新たな新天地「ジェネリックテラ」というニュースが流れるほどに大きな建造物。

しかもマスコットキャラまでいて、このきゃらのTシャツや人形まで作られているほど全面的に「ジェネリックテラ」を押し出しています。

今の所、登場キャラとの関連性は分からないですが、鯨井の過去の記憶と何か関係があるのか?

「ジェネリックテラ」への移住は高望みなのか?ロマンなのか?

まだまだ分からないことだらけで、気になります!

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「九龍ジェネリックロマンス」~まとめ

不思議な空間を提供してくれる「九龍ジェネリックロマンス」です。

1巻ラストで鯨井がいた喫茶店が、急に廃墟のような状態になるんですよね。

一体あれは何だったんだろう?

失われた記憶や謎の建造物「ジェネリックテラ」、意味深な工藤のセリフと謎ばかりの作品ですが、その分世界観への引き込み方が上手いです!

そして、いにしえの九龍城砦を舞台にしたという事は九龍城砦の存在自体が何かメッセージとなっていると考えらえれます。

記憶の失われた鯨井、現実でかつてあった九龍城砦。

夢や幻のようだけど、無くならないものとは?

なにか読者に問いかけるような作品ですね。

続きが気になります!したっけね、またね!

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[著者]眉月じゅん

Renta!

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