「ショート・ピース」高校生が本気で映画作りをするとこうなる~あらすじ・感想・ネタバレ

アオアシ

こんにちわ、適度な映画好きいのまんです!

今回は、サッカー漫画「アオアシ」で有名な小林有吾先生の作品「ショート・ピース」です!

この人の漫画は、登場人物に力があってほかの漫画家さんとは違う視点の書き方をされてるのが面白いです。

今回は映画界の天才高校生を軸にした青春漫画。

自分は大人になってしまったな。何が目的だったなかな?

って考えてしまった時に読みたい作品です。

とても爽やかな気分にさせてくれる、アオハルです!

いのまん、日々修正中
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「ショート・ピース」~作品詳細

作者:小林有吾

出版社:小学館

ジャンル:青春

発行巻数:既刊1巻(2020年8月現在)

ショート・ピース 1
ショート・ピース 1

ショート・ピース 1

Renta!
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「ショート・ピース」~あらすじ

映画界の登竜門と呼ばれる映画祭で最高省を受賞した鎌倉文化高校・映像研究部。

その中心が監督・脚本をつとめる「映画バカ」恩田キヨハル。

その情熱が、「傷」を抱えた人たちの心を揺さぶり、魅了する。

小さくまとまらず、でっかい可能性を信じていく!

「ショート・ピース」~登場人物

恩田清春

鎌倉文化高校・映像研究部の監督兼脚本。

映画祭・最高受賞を取れた要因は彼一人のおかげと部員に言われるくらいの天才。

映像に関しては妥協することなく、徹底した考え方の持ち主。

天才と~~紙一重の御多分にもれず、「変人」

しかし、その特別な感性が登場人物の心に揺さぶりと感動を与えていく!

足立ひかり

元天才子役、15歳で芸能界を引退して鎌倉文化高校に転向してくる。

高い演技力を持っているが、名監督から演技が浅いと言われてスランプになります。

ひかりの欠点は勉強好きなことが、災いしてほかの役者のような演技をしてしまう事。

彼女自身が見えないことを、名監督もキヨハルも気が付く。

そんな部分をキヨハルが見抜いて、ひかりは演技の原点を見つめなおしていく。

服部要

高校生で地方文学賞・佳作を受賞する。

父親が世界的に有名なカメラマンだが、故人となっている。

父親との関係が悪かったためか、人間関係まで敬遠している。

しかし、キヨハルに本当は人に興味津々なことを指摘されカメラマンとしてスカウトされる。

ショート・ピース 1

ショート・ピース 1が試し読みできる!

「ショート・ピース」~感想・ネタバレ

映像を作ることに青春を掲げている高校生たち。

映像を撮る苦労はわからないけれど、夢を夢にするのでは無く目標としていく気持ちが最高ですね!

自分がこの作品を読んで面白いと思ったポイントをあげます!

「傷」を持った者たち

登場人物に書いた、足立ひかりと服部要はキヨハルと共に活動する気はありませんでした。

足立ひかりは、芸能界で子役をしていたが演技力という面で壁にぶつかり15歳の若さで芸能界引退をしています。

服部要は、家族をないがしろにした世界的カメラマンの父親とその職業であるカメラ自体を恨んでいます。

普通ならそこを突っ込んだりしません。

しかし、キヨハルはずけずけと突っ込みます。

ひかりの欠点は、勉強熱心過ぎて他の役者を模倣してしまう事。

要は、小手先の技術だけで作品を作り上げようとしてしまう事。

この事を指摘されたときには、二人とも反発します。

初めは、舐めてかかります。

「ほら、こんな感じでいいんでしょう?」

しかし、その浅はかな考え方や、薄っぺらい姿勢はすぐに見破られてしまいます。

キヨハルの妥協の無さが本当の彼らを呼び起こしていきます。

無我夢中になることで、理解します。

自分が、演技(カメラ)が好きなんだということを!

ショート・ピース 1が試し読みできる!

磨けセンス!

ショート・ピースの主要人物は天才肌な人たちが多いのが特徴です。

その典型が、主人公であるキヨハル。

映像に関して全く妥協しない姿勢が彼の行動原理で、持ち前のセンスをキラリと光らせています。

そして、この作品の第1話に出てくるバンドのボーカル・月子。

メジャーデビューを目前にしているが、大手に伝手のある社長に幼稚な思想を歌う曲よりも、自分の容姿を活かしたラブソングを歌えと言われます。

メジャーデビューのために自分の信念を曲げるか、それとも貫くか。

悩む彼女の元にキヨハルは、依頼を受けた曲のPVを作り上げます。

その曲はyoutubeで異常な再生数を記録してTV局からの取材依頼も入ります。

キヨハルは月子に問いかけます

「良い曲だな。誰の曲だ?」

月子が作った「武器よさらば」はどんな曲なのかはわからないです。

しかし、今後の月子が信念をもって妥協せずに曲を作っていくんだろうなって事が、青春・そして熱血を感じますね!

ショート・ピース 1が試し読みできる!

「ショート・ピース」~まとめ

映像研究部という中々題材にされない部活ですが、どんなことでも真剣にやればそこに青春が生まれますね!

小林先生の書くキャラって、全員が存在感強いんですよ!

力強くて、あきらめが悪くて、がむしゃらで。

ショート・ピースは本当に読後感の良い作品で明日から仕事を頑張ろう!と思える感情を思い出させてくれます!

一応、1巻になっているので完結作品では無いと思いますが1巻の発行が2017年・・・

2巻でないのかなぁ?この設定とても大好きです!

したっけね!バイバイ!

ショート・ピース 1
ショート・ピース 1

ショート・ピース 1

[著]小林有吾

Renta!

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