「賊軍 土方歳三」2巻あらすじ・感想~白河口の戦いで伝家の宝刀炸裂!新選組に因縁を持つ者たちが続々と

漫画 

新選組ファンのいのまんです!

今回は「「賊軍 土方歳三」2巻の感想を書いていきたいと思います。

以前予想した展開が遅いかもしれません、歳三自体が参加していない作戦・戦場にも参戦させる方向性かもしれません。

ぼんやりとしか知らなかったことが知れるチャンスです!

15年前に自分が勉強・調べた解釈が今は違っている可能性が高いなんて普通ですからね!
どんどん、新解釈を描いていってほしいです!

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「賊軍 土方歳三」2巻~作品詳細

作者:赤名修

出版社:講談社(イブニング)

ジャンル:歴史・SF

発行巻数:既刊2巻(2020年10月現在)

1巻あらすじ

鳥羽伏見の戦いで負けた徳川慶喜率いる幕府軍は大阪から惨めに撤退、土方歳三率いる新選組は宇都宮城落とすものの4日で奪還されてしまい歳三もケガを負ってしまう。

実は歳三の怪我は仮病で、労咳で床に伏せている新撰組一番隊隊長・沖田総司の元に訪れて西洋医術の可能性にかけて、彼の病気を治す為に総司を連れ出す。

この時総司は沖田総司の名を捨てて、亡くなった小姓・市村鉄之助を名乗り、京都3条河原に晒し首にされている近藤の首を強奪して新選組3番隊組長・斎藤一改め山口次郎の元へ参じる。

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新解釈を用いた、良い意味で予想外の展開に

1巻読んだ時点では時系列通りにサクサクと話を進めていくのかなって思ってたんですが、2巻を読んで見たところ京都の新撰組時代も描いていくようで一筋縄では通過していかないようです。

会津での土方歳三は、本来なら大した活躍も出来ず(怪我のため)に榎本艦隊と合流して箱館に向かっているんですが山口次郎(元・斎藤一)と共に線上に出ていますからね。

斎藤一って会津の隠密説があって、歳三とあまり仲良くなかったのではないか?って説もあるんですが今回普通に関係っぽいです。このまま、会津に残るのだろうか??

続々と出てきた新選組に因縁を持つ者たち!

長州藩士・百村発蔵

戊辰戦争では新選組と浅からぬ関係があるようだが、因縁の発端は新選組が起こした事件で最も有名な「池田屋事件」。

長州派藩士約40人の死傷者を出した大事件の場に百村はいたという設定(ただこの点はフィクションじゃないかと思う)、長州派超重要人物の吉田稔麿と沖田総司が対峙したことが因縁の発端となってます。

吉田稔麿は総司に敗れたが、百村はほかの連中と紛れて逃げおおせそうになるが池田屋の周りを囲んでいた歳三に・・・、見つかったはずだが会津戦争まで生きているのは謎、なんだかんだで最後まで付きまとってきそうな人物です(笑

元新選組・清原清(武川直枝)

剣術がメインの新撰組には珍しい砲術家(鉄砲を扱う人のこと)。

元新選組参謀・伊東甲子太郎が御陵衛士(崩御した孝明天皇を守るという名目)として新選組から脱退した際に、清原清も一緒に脱退。

新選組に伊東甲子太郎が暗殺されたのを初めとして、他の御陵衛士達も殺害されるが清原は情報収集活動のために伊勢に行っていた為に難を逃れたんだが、その理由に間者として入っていた斎藤の口利きのせいで京都を離れていた事で伊東の死に際に立ち会えなかったです。

結局、新政府軍に寝返ってから元新選組だのなんだのと後ろ指を指されているんだけど新選組入って、御陵衛士に入り、新政府軍って一貫性も自分の主義も無くて同情できないんですよね。

しかも、近藤勇が身分を隠して投降した際に身元確認をしたのがこの人物だって事は初めて知りました。許せないです。

斎藤に首を取られて死にますが史実でも「多分、清原の首」的な書かれ方をした不憫な奴です。

賊軍 土方歳三(2) |無料試し読みなら漫画(マンガ)・電子書籍のコミックシーモア
賊軍 土方歳三 2巻|明治元年。唯一無二の友・沖田総司の病を治すためフランスを目指す新選組副長・土方歳三は、薩長率いる官軍と交戦しながら北上を続ける。かつて京で不逞浪士を取り締まっていた新選組は、多くの恨みも買っていた。「池田屋の変」「油小路の変」を機に生涯を新選組への復讐に捧げた二人の男がまさにそれであった。一人は長...

戦術の考証がとにかく面白い!

剣術と槍術の優劣さ

前述の通り、「池田屋事件」に関して触れられるんですがその時の注目点が吉田稔麿と沖田総司の一騎打ちのシーンでしょう!

日本人としては、最強の武器は刀を想像すると思いますが実際は武器の強度・攻撃の多彩さ・扱いやすさからいうと古来から槍のほうが武器としては優秀でした。

なので三国志とかでも趙雲や張遼等槍を使っているし、関羽にしては長柄の青龍刀を使ったりしている事から槍を始めとした長柄の武器のほうが優秀だという事。

新選組最強剣士である沖田総司!相手の吉田稔麿も吉田松陰門下生の中でも随一の槍の使い手として名を轟かせています!

吉田の「天地の構え」に対して、本来不利な刀の場合は「八相の構え」を取りますが天才剣士・沖田総司は上段の構えを崩さない!

果たして勝負の行方は!?

もしかしたらあったかもしれない、剣士・沖田と槍使い・吉田稔麿の対決は必見です!

万歳突撃は無謀な戦術じゃない

第2次世界大戦時に日本軍が取っていた戦術、万歳突撃。

本来、この作戦は無謀な作戦では無く相手を懐に向かい入れてから発砲、接近戦という流れによる指揮官の力量によってかなり有効な戦略の一つで、幕末時から日本軍初期の代表的戦術となっていたんです。

この戦術は実戦経験の有無が重要だと思うんですが、指揮を執るのは箱館で軍神とまで崇められた土方歳三の戦術眼と歴戦の兵・新選組の強さです。

会津の地での激戦区、白河口の戦いには本来土方歳三は参戦していないはず(山口次郎は史実でも参戦)ですがここは良いフィクションで、白河藩は沖田総司の生まれ故郷でもあるので総司にしてみれば故郷の土地を守るという大義名分があります!

ただ、長州藩の指揮官は先述にある清原清改め武川直枝。

斎藤一は、御陵衛士で逃がした恩を忘れて近藤の身元をバラされた落とし前をつけます。

前装式から後装式への変換

鉄砲の話です。

ミニエー式とかスペンサー式とかこの頃は銃の種類が頻繁に出てくるんですが、銃に興味が無いのでなかなか覚えられません・・・

ただ、前装式のミニエー銃よりも後装式のスペンサー銃の方が連発ができるという事で性能が高いという事は知っています。

その最新型のスペンサー銃を操るのが、大河ドラマにもなった山本八重。

正直、山本八重は大河ドラマになるほど有名な人物なのか?と思うほどに自分は知りません。けど、男ばかりの漫画になりそうなので紅一点としてはタイミングは良いかと思いますね。

そして、この八重のお兄さんが京都で活動していた時の新撰組と深く関わりがあったようで3巻では八重のお兄さんのお話になりそうです。

最後に

冒頭でも記述したように予想外でした。

まあ、沖田総司が生きている時点でなんでもござれの展開ですので考えればわかった事でした。

という事は、今後も参加していない戦に参加していく可能性は高いですし京都時代の話も書いてくれそうですね!

しかもIFの展開が多いので、以前書いた今後の予想では松平容保公が箱館に来ると言いましたがもっと上の慶喜公が箱館に来る可能性があって新国家建設!を言い始めるかもしれません!

史実通りに進めるだけではないので読んでて、驚きと昂揚感が止まりません。

新選組分からない人にも楽しめる作品だと思うのでぜひ読んでみて欲しいです!

したっけね、ばいばい!

賊軍 土方歳三 2巻
賊軍 土方歳三 2巻

賊軍 土方歳三 2巻

[著]赤名修

Renta!

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