久々に1巻から読んだ「るろうに剣心」が最高に面白かった、そして歴史上の人物が実名でも登場していた件

漫画 

こんにちわ、歴史と漫画好きいのまんです!

ebookujapanで「るろうに剣心」が10巻まで無料で読めたので、30半ばになって読んで気が付いた感想です。

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初めに

「るろうに剣心」の連載当時はいのまんはまだ小学生で、傘でアバンストラッシュをかけてきた友人に抜刀術でお返ししていたのをよく覚えています。

その当時のジャンプは「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」「ダイの大冒険」etrとまあジャンプ黄金期と呼ばれていた時代の少年ジャンプで、新連載で始まったのが「るろうに剣心」でした。
(当時小学生だったのでよく理解してなかったですけどwww)

剣道をやっていたいのまんにとって剣士である「るろうに剣心」は割と身近というか入り込みやすい題材で、割とよく読んでいた覚えがあります。

さて「るろうに剣心」は明治10年を舞台に描かれている作品なので、読んでいると必然的に歴史にも興味が湧いてくるもんです。

この作品から新選組ファンになった方も多いと思いますが、多分に漏れずいのまんもその口でその後の歴史好き人生に大きな変革をもたらせた作品でありました。

和月先生の創作の部分もあって当時ファンレターとかでも批判の声もあったみたいで、読んでても違和感覚えるシーンもありますがそこは割愛します。
和月先生もコミックで言及してましたしね。

現在この作品を読んでみると、意外と史実に出てきた人物も脇役で出ている事に気が付いたりするんですよね。

いのまん的に、小学生当時は知らなかった「この人登場してたの!?」を紹介していく感想です。

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中島登

幕末で函館戦争まで行く小説等では、市村鉄之助・島田魁共に最後の新選組として戦場にの赴く姿がよく描かれています。

本人直接の登場ではなく絵師として中島登画・土方歳三としての登場で本人の顔は全く出ていません。

現代で土方歳三本人の人物画ならある一定のマニアからヒーヒー言われそうですが、明治10年では新選組は悪人悪人・大悪党だったので全く売れてな早々です笑

ただ、知っていたらこのシーンにはハッとするものがありますね!

伊庭八郎

赤報隊で左之助と同じ準隊士だった月岡津南によって描かれた絵、隻腕の美剣士・伊庭八郎として登場。

読んでいた当時全く知らなくて、たまたま小説を買おうとしたら思い出したように彼の名前を発見して史実だったんだと気が付きました。

赤べこ屋の妙さんや燕ちゃんがキャーキャー言ってましたが、小説読んでみたら本当にドラマチックで最後の最後までカッコいい生涯を送っていました。

ちなみに本当の伊庭八郎の絵描いたのは月岡芳年という方でした。月岡津南にモデルがいたことを初めて知りました。

相楽総三

この方は連載当時から史実の人物だと言っていたので知ってはいましたが、改めて。
赤報隊隊長で尊王攘夷派志士です、つまり剣心たちの同じ派閥でした。

やはりこの方の印象深い所は、新政府軍より逆賊の汚名を受けて晒し首にあった場面でしょう。
連載当時は意味は分かりませんでしたが、かなりショッキングな場面だったのを覚えています(晒し首が怖かった)。

「旧幕府領の当年分、前年未納分の年貢半減」がお金の無い新政府軍にとって邪魔だったから罪を被せられて処刑されてしまいます。
ただ、孫の働きによって昭和3年に名誉回復されたそうです。

相楽総三を主人公にした小説です。一層るろ剣が面白くなります。

山県有朋

昭和天皇物語で登場するまで存在を忘れていました。

剣心が第2話で警官抜刀隊?を打ち倒したときに登場してました。この頃は39歳で陸軍大臣。
市井に当たり前のように出てくるとは思えませんが・・・、って突っ込んじゃダメですね笑

大久保利通

もちろん、当時から史実の人間だという事は知っていました。維新三傑の一人です(後は西郷隆盛、木戸孝允の二人)。

志々雄真実が京都で暗躍している事を対応させるために剣心会いに行ってますね。
(そのほぼ直後に暗殺されます、これも史実通りですが下手人が志々雄一派の瀬田宗次郎なのはもちろん仮想です)

知らなかったんですが大久保利通の遺産って現在の金額換算で2千万円しかなかったようです、代りに借金は2億4千万円もあったみたいで、その借金は国の借金を個人が肩代わりしていたとか。

この話を知った時大久保利通の印象がガラッと良くなり、西郷隆盛の印象は最悪となりました。

川路利良

そして今回一番驚いたのが、「日本警察の父」と呼ばれた初代警視総監・川路利良の登場でした。

登場シーンは剣心と斎藤一の決闘を止めた場面に登場します。

この話では、志々雄真実に伝説の人斬り抜刀斎・緋村剣心の現在の実力を探る為に斎藤一を送り込み、死闘にまで達した戦いを止めています。

改めて読んだときは本当にびっくりしましたね。

おまけ・西南戦争

西郷隆盛を大将に据えて起こした、本国内で最後の内戦です。

西南戦争が起こったのが明治10年、「るろうに剣心」の物語開始も明治10年と同時期に始まっていますね。

志々雄真実に軍隊を出さなかったんですが、西南戦争終了が9月末ですからね。
そりゃ連続して軍隊出せませんね、というか被っているんじゃ??

「るろうに剣心 北海道編」

現在、北海道編が連載されていますがやっぱり面白いですね!

どこかで「ゴールデンカムイ」と同じルートって言ってましたが、残念ながら時代背景が全く違いますね、
あっちは日露戦争後、こちらは日清戦争前。

屁理屈はさておき久々の「るろうに剣心」にテンション爆上がりのいのまんでした。

最後までお読みいただきありがとうございました!したっけね!

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 1
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 1

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 1

[著者]和月伸宏

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