「八雲さんは餌づけがしたい。」10巻を読んだ感想~年上女性の魅力に心が震える

完結作品

こんにちは、歴史と漫画好き。いのまんです。

今回は、ヤングガンガンで連載中の「八雲さんは餌付けしたい」の10巻を読んだ感想を書いていきます。

作中では年末年始を迎えて八雲さんも大和君も新たな道へと進もうかという展開になっていました。
二人はどんな関係を進んでいくのでしょうか。

「八雲さんは餌付けしたい」~作品詳細

作者:里見U

出版社:スクウェア・エニックス

ジャンル:日常

発行巻数:既刊10巻(2020年12月現在)

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350万の意味

八雲さんは預金残高0円となった貯金通帳を開いていていました。

旦那様と生前に、とある雑誌を見ていると結婚式の費用は357万円!!という見出しを見て夫婦間の話題になります。
旦那さんは八雲さんにウェディングドレスを着てもらいたいという事で、結婚式の費用の為に350万円は積上げていきました。

しかし350万円を貯めた直後に旦那様が亡くなってしまい、このお金は意味の成さないお金となってしまいました。
八雲さんは、この350万円尽きるまでは何もせずに悠々自適に過ごしていくと決めていたみたいです。

八雲さんの過去回想シーンってたまに出てきましたが、今回はご主人と計画していた結婚式のお話でした。

お金が貯まった直後に訃報が届いたのは、余りにも切ないエピソードです。

そして、この無意味となったお金が無くなってから再スタートを切ろうと考えていたみたいです。

今まで八雲さんは働かないでどうやって生活をしていたのか不思議に感じていましたが、ちゃんとした理由が描かれていましたね。

切なくも前向きなエピソードに感動してしまいます。

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八雲が動き、大和が動く日

高校一年生の大和、本来だったら野球部の寮で生活するはずだったが定員オーバーで一人暮らしをしていました。
しかし新年度になり高校2年生になると寮が空き、本来の野球に打ち込める環境へと変化していきます。

年が明けて大和君は八雲さんにその事を伝えようとしますが、中々上手く伝えられません。

けどそんな大和君の様子を察して、高校の寮に引っ越すのか?と問いかけてくれます。

こうゆう、細かな配慮は大和君だけじゃなくて男の人はみんなぐっと来てしまいます!母性の八雲さんです!

大和君からすれば、約一年近くごはんのお世話をしてもらっていて少し恋心にも近い感情を抱いている(憧れかな?)ので離れがたいですね。

そして、旦那を亡くして喪失感に打ちひしがれていたであろう八雲さんにとっても、お世話できる相手が大和君のような純朴な少年であったことは精神的に良い方向に迎えていましたよね。

最後に

八雲さんも新しく仕事を始めて新たなスタートを切り出しました。

次巻が最終巻であると、予告にもありましたが既にラストに向けて物語が進んでいるのがわかりました。

丁度いい巻数でもあるので、八雲さんと大和君の今後を妄想させてくれるようなエモーショナルなラストを期待しています!

したっけ、最後まで読んでいただきありがとうございました!

八雲さんは餌づけがしたい。 10巻【デジタル版限定特典付き】
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[著者]里見U

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