「暁のヨナ」ネタバレ・感想~男性・女性共に楽しめる正統派ファンタジー

暁のヨナ

こんにちは、歴史と漫画好きいのまんです。

今回は、花とゆめで連載中の「暁のヨナ」の感想と魅力をいのまん目線から伝えていきたいと思います。
アニメ化もされて長期連載されていますが、ファンタジー漫画としてかなりイチ押し作品です!

幼馴染によって謀反を起こされた世間知らずの姫が、伝説に従って生き抜いていくお話です。

第1話で謀反が起きて主人公の姫のお父さんが誅殺されてしますので、一見復讐劇が一番成り立ちやすいのですが、どちらかというと主人公の試練と成長を描いたお話となっています。

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「暁のヨナ」~作品詳細

作者:草凪みずほ

出版社:白泉社

ジャンル:ファンタジー

発行巻数:既刊34巻(2020年12月現在)

あらすじ

高華王国のただ1人の王女ヨナはこの世界では珍しい赤い髪に、王家の象徴の紫の瞳を持ち、父王・イルや護衛達の庇護のもと、何不自由無く大切に育てられてきた。

専属護衛のハク、従兄であるスウォン、ヨナの3人は幼馴染でありスウォンに対して長年恋心を抱いていた。

ヨナが16歳の誕生日の日、父に反対されていたスウォンに対する想いを説得するため父の寝所を訪れた彼女が目にしたのは、剣を父の血で赤く染めたスウォンの姿であった。

スウォンは王位簒奪に向けて以前から暗躍しており、王女であるヨナも命を狙われたが、護衛のハクに助けられて城の外へと逃げ延びることができた。

スウォンが父に対して謀反を起こしたことでを、しばらくは直視できずにいたが風の部族で人々優しさに触れて感情を取り戻していく事になる。

ただ国に追われる身となった事には変わりなく、ヨナは風の部族の元・将軍ムンドクの助言を元に過去に城から追放された神官を探すことになる。

その神官から神託(お告げみたいなもの)を受けて、ヨナは護衛のハクと共に伝説の「四龍の戦士」を捜す旅に出る。

その旅でヨナが見た事は平和な王宮内では味わえなかった現実、およそ悲惨な民達の生活やひっ迫した緊張感のある隣国との関係性であった。

旅を通じてヨナは民に寄り添う国の在り方を知っていく。

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「暁のヨナ」~感想

2009年から連載されていて、少女漫画としてはかなりの長編漫画となっている作品ですが、いつの間にかアニメ化もされていたりして根強い人気があるみたいです。

他のブログであらすじやストーリーのネタバレ・て登場人物の紹介なんていのはわざわざする必要も無いと思っています。(皮肉笑)

人によって求める作品は違うと思うんですが、ファンタジー作品でも求める物の多様化が目立つようになってきた昨今、「暁のヨナ」は逆に珍しくなった正統派ファンタジーです。

ヨナの魅力とカリスマ性

あらすじにもあるように疎子のスウォンが謀反を起こして国を乗っ取ったので、ヨナは元将軍で護衛のハクや四龍の四人といった一騎当千の戦士たちを指揮して王座奪還!っていうのが少年誌での王道かと思うんですが、「暁のヨナ」は掲載が女性誌なので、復讐劇には走りません。

世間知らずだったヨナが、国内の各地域を放浪してその地域の実態とかを観察して解決していきます。
まあ、最終的には武力解決になっているのは否めませんが・・・

ヨナ姫、始めは世間知らずで頼りないお嬢様なのですが物語が進むにつれて力強さが増していきます。

ハクから、弓を教わり剣を教わり、守られるだけの存在では無くなっていくのはヨナの成長を語るうえで欠かせない要素。

大好きだった父・イル国王の統治はかなり弱気な統治だったようで、隣国に領土を脅かされるわ。
都の領主の悪政を放置するわ、痩せた土地しかない国への支援ができていないというように、民衆からは全く支持されていない国王でした。

では高華王国に軍事力が無かったかというと、そうゆうわけではないです。
イル陛下が高華王国を統べる前は、勇猛果敢な武人である兄・ユホンが国王として君臨していた。

このユホンの元で戦った将軍たちは、現在も健在の為に軍事力自体は衰えているとは考えにくいです。
それにも関らず、イル陛下は奪われる領土を傍観していました。

中央の都では戦争が無く平和そうに感じられますが、国境近くの村々では常に隣国からの恐怖に脅かされていました。
ここら辺がイル陛下が国民に支持されなかった理由ですが、このイル陛下への評価もヨナは自分で旅をしなければわからなかった事でしょう。

読者としては、ヨナの旅路の追体験が一つの大きな魅力となっている作品です。

高華王国の統治の難しさ

平和な世の中には力はいらないけれど、乱世には力が必要です。
力なき正義では、何も成し得ません。

高華王国は北は戒帝国、南は斉・真国に挟まれた国となっている為、下手すれば3国同時に責められる恐れがあります。

イル陛下が戦争を嫌ったのはこの点にあるかもしれません、どこかを潰そうとしてら違うところが立つと常に3面戦略を取らなくてはならなくて戦争をするための戦費も必要となってくる。
もしかしたら先代のユホン国王の時に、高華王国は国家予算的にヤバい所まで来ていたのかもしれません。

攻めてくる敵から国民を守るのも戦争という政治判断ですが、戦争は最終手段です。
その手前で止めるのが雄主な統治者なので、イル陛下は戦争続きだった高華王国の国力を回復している途中だったのかもしれませんね。

こんな高華王国の置かれている状況を見て、ヨナが実際にみている街の様子を見比べたらより面白く物語を楽しめるんじゃないかという妄想です笑

最後に

ヨナがたまーに見せる力強い眼がいのまんは大好きです。

王家に伝わるカリスマ性ってやつなのか!?ワクワク!!ってテンション爆上げで読んでいます。

もう連載も長い作品なので、こんな短い文じゃ魅力を伝えきれませんが男女共に楽しめる良作だと思います!

現在、ebookjapanで15巻まで無料で読めるのでちょっと試しに読んでみてくださいな!

最後まで読んでいただきありがとうございました。したっけね。

暁のヨナ 1
暁のヨナ 1

暁のヨナ 1

[著]草凪みずほ

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