感謝の心を込めて「ましろのおと」最終回感想

ましろのおと

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、羅川真理茂先生作「ましろのおと」最終31巻を読んだ感想です。

最終巻です。
寂しい気持ちと完結を祝福する気持ちが混ざり合った何とも言えない気持ちとなっています。
感情のままに書いてしまっているのでお見苦しい部分が多々あると思いますがご了承ください。

スポンサーリンク

「ましろのおと」~作品詳細

作者:羅川真理茂

出版社:講談社

ジャンル:仕事・青春・音楽

発行巻数:全31巻(2022年10月現在)

スポンサーリンク

「ましろのおと」~あらすじ

「おめえは、雪になれ」

若菜との共演のため、アメリカに発つことになった雪。
出立前、桜との別れに、伝える思いは…?
青森を飛び出して始まった物語は、ついに異国の大舞台へ。
長き旅の果てに、雪が辿り着く「音」は――。
津軽三味線×青春ストーリー、ここに完結。

感想なんて書けない

本日10月17日月曜日21:30、読み終えて余韻に浸って書いています。
読み始めてから鳥肌が止まらない。
読み終えると「ましろのおと」は終わってしまう。
読み終えたくない気持ちと読み進めてしまう手、気持ちと行動は裏腹な行動をとってしまいます。

感無量です。

空っぽだった雪が見つけた音は、再び生まれ変わった音でした。

祖父から生まれた音を、兄貴が繋いで、雪の元へと返していき進化させる。
求めていた終わり方です。

何度も描かれた演奏シーン。
思い浮かべながら、これまでのシーンを超えることはできるのか?なんていらぬ心配をしてしまいました。

関係なかったですね。
読者である僕らには澤村雪と歩んだ悩んだり苦しんだり、そして楽しかった思い出が蓄積されているんですから。

梅子は一言「最高だった」と言っていました。
梅子のセリフは読者のセリフです。

心の中が溢れそうな時、言葉にはならないのですね。

羅川先生、もしこのブログを拝見していらっしゃいましたら申し訳ございません。
適切な言葉が見つけられません。

最高でした。ありがとうございます。

雪=三味線

疑うことのない雪の人生。それが三味線とともに生きること。

桜ちゃんへの気持ちをはっきりさせて取った行動が、再開もせずにバックパック。
それじゃ滝田マーシーのようになってしまうよ笑

けど、雪が行った世界の旅。
これまで読んできて、一縷の疑問も浮かばないものです。
彼らしい行動ですもんね。

桜ちゃん、もっと怒ってもよかったよ。

終わらない物語

「ましろのおと」は、三味線を題材にした漫画だが、根本的には雪の成長を描いたヒューマンドラマです。
雪が少しだけ特別な事をしているだけで。

自分も社会の一歯車としてサラリーマンをしていますが、「ましろのおと」に出てくるキャラクター達に、特に大河さんにはかなり自分を投影してしまいました。
自分は一度社会の歯車から外れた身であり、社会復帰して家族を作り養う事ができています。
この12年間の生活は「ましろのおと」と、澤村雪と共に歩んできたと言っても過言ではありませんでした。

漫画の完結は、これから読者がストーリーを想像できる始まりでもあります。
世界を旅した雪の音、僕らはどんな音を奏でるのか舞台に立つ雪を思い浮かべてしまいます。

これからも思う存分に楽しませていただきます!

「ましろのおと」と共に生きる

全31巻、終わるのは寂しいけど丁度いい巻数ですね。
手前味噌な言葉ではありますが、読者の心に雪を含めた「ましろのおと」のキャラクターたちが、力強い掛け声と共にいつまでも音を鳴らしています!

羅川先生ありがとうございました!
次回作楽しみにしております!

最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました