最新刊「軍靴のバルツァー」13巻・あらすじと読んだ感想

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こんにちわ、歴史と漫画好き。いのまんです。

今回は、中島三千恒先生の「軍靴のバルツァー」の13巻の感想を書いていこうと思います。

しかし、新刊が出るペースがゆっくりですwww
12巻が出たのがいつなのか調べたら2019年8月9日、新刊出るのに一年以上かかってるよ。

12巻の内容も忘れたので読み直しましたが、かなり緊迫した状況でした!

早速あらすじと感想を書いていきます!

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「軍靴のバルツァー」~作品詳細

作者:中島三千恒

出版社:新潮社

ジャンル:戦争・ファンタジー

発行巻数:既刊13巻(2020年12月現在)

前巻あらすじ

ヴァイセンの軍事総長は、バルツァーを買っていたが自分の思惑通りに動かないことから最年少将軍の肩書はくれるもおの、田舎の国境警備へと左遷させられてしまう。

母国に戻ったバルツァーをヴァイセン国王は守ってくれるが、王様に対してクーデターを起こそうとしていた軍事総長の計画が実行されてヴァイセン国王は殺害されてしまう。

バルツァーは、バーゼルランドの元第二王子で大統領のアウグストと一緒に軍事総長の手から逃れようとして、ヴァイセン王子を保護するが王子が逃げ込んだのがバルツァーの育ての親である「おばあ様」だった。

切れ者のバルツァーを養育した切れ者の「おばあ様」の今後の戦略は、王子を連れて外国に逃亡して亡命政権をつくる事であった。

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ヴァイセン王太子による亡命政権の設立

亡命政府(ぼうめいせいふ)とは、クーデターや他国による占領などでその国の政治から排除された元首または国民などが、外国に脱出してその地で組織する政府組織。
通常は転覆された政権のメンバーが中心となって亡命先で結成し自らの正統性を主張しているものを呼ぶ。
※wikipedia参照

完全勉強不足でした、亡命政権の詳しい事がわからずに調べてみた所上記のような感じですね。

簡単に説明すれば、

ヴァイセン国王が殺害されて軍部に乗っ取られました!
正統な国王はバーゼルラント邦国にいる王太子殿下です!
ヴァイセン王国にいると自分の命も危ないので、バーゼルランド報国から国の立て直しを図ります!

ざっくり説明するとこうゆう事ですね。

バルツァーのおばあ様が考えたアイディアをヴァイセン王国第1王位継承権フェルディナント公を立てて、バーゼルランドにて亡命政権立ち上げます。

国にとって戦争は最後の手段とはよく聞きますが、更に政治的な漫画へとなってきてどんどん人におススメしにくい作品になってきていますね。

まあ、そんなことはヴァイセン国王を殺害した参謀総長が許すはずもなく、バーゼルランドとの戦争が勃発します。

しかし、この亡命政権を支援しようとするのが大国であるエルツライヒ帝国。

ヴァイセン王国・王位継承権第1位フェルディナント公とエルツライヒ帝国のお姫様との政略結婚をエルツライヒ帝国の女帝が画策して援軍を送る約束を取り付けます。

ただ正規軍を送り出せるのは早くても3週間後、そのために義勇軍を先に編成した送り出された指揮官がバルツァーと因縁深いリープクネヒトでした。

戦争をするにあたっての準備の多さに呆気取られますね。

物資の調達はもちろん、作戦の立案、有利な戦場の確保、陣地構築、部隊の統率、防衛戦なので攻めるよりかはまだマシのはずですが、幾分小国のため大国の人と物量に対して一吹きで消し飛んでしまいそうです。

そのようにさせないために、指揮官としてはベストなバルツァーとリープクネヒトの二人がいるので14巻の決戦ではどのように撃退していくのかが見物です。

ヘルムートが女性らしくなっている

女性キャラが極端に少ない本作品の中で紅一点のヘルムートが髪を伸ばして女性らしくなっています。

先のバーゼルランド内戦で士官学校の騎兵科の同期たちが戦死してしまい騎兵科が解体されてしまう事になり、むりやり卒業扱いとなってしまいます。
ただ、騎馬運用の為の教官としてヘルムートは学校に残ることになります。

今回の戦いの中で住民に対しても非情な決断をさせて、復興に10年以上かかる物事をバルツァー一人で決断しなくてはいけない場面がやってきますが、ヘルムートはそんなバルツァーに対して自分も責任を負うし、命令に従うと言い絶大の信頼を寄せます。

言葉は軍人それですが、軍人としての考えというよりも異性への想いと捉えられます。

かなり過激な人間になっているヘルムートと、バルツァーとの関係性にも今後要注目となります。

最後に

内容が濃くて一回読んだだけでは理解が追い付かない、けど何回読んでも新しい発見があって面白いです!

だから今回のブログの内容は今感じた感想なので一週間後は変わっているかもです。

次は何か月後の発売になるのかなぁ笑

したっけ、最後までお読みいただきありがとうございました。

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