「煙と蜜」3巻感想~とても分かりやすい政略結婚

漫画 

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、漫画雑誌ハルタで連載中の「煙と蜜」の3巻を読んだ感想を書いていきます。

大正時代を舞台に、文治と姫子の18歳差婚を描いた本作品。

少しづつ、両家の事情も見えてきた3巻では土屋文治少佐は土屋文治男爵である事もわかりました。

そして予想以上に姫子を大事にしている事も!

大正ロマンがここにあり!

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「煙と蜜」~作品詳細

作者:長蔵ヒロコ

出版社:KADOKAWA

ジャンル:大正ロマン

発行巻数:既刊3巻(2021年9月現在)

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「煙と蜜」~あらすじ

12歳の姫子と30歳の文治の純愛物語。

「普段のお礼に」と名古屋観光へ誘い出してくれた文治。

姫子にとっては街へ出る事も、文治との外出も初めての体験! 
けれど夢のような一日を過ごす途中で、姫子はある事がどうしても気になってしまい……。

広小路通りや名古屋城が描かれる観光回「栄華なる都市と悠久なる願い」をはじめ、第三集はふたりの世界が少しずつ「外」へと拡がっていく。

姫子には尋常小学校で友人ができ、家へ招待するまでの仲に。

一方で文治は、軍人としての彼を疎む者に新たな表情を見せる。

そして姫子の祖父・敬次郎と文治が一局を交える回「歩と金」では、ついに婚姻の経緯が語られる!

「煙と蜜」~感想

利害一致の政略結婚

3巻ではついに年の差婚に至った理由の一端がわかります。

姫子の祖父・花塚敬次郎は明治・大正時代に出てきた成金と呼ばれる商人です。

元士族の次男で養子に出されて様々な商売をする中で、名古屋で生糸・陶磁器・小麦の工場を持つ一流の商人となったようです。

明治時代の日本の陶磁器は欧米を中心に輸出されるようになったり。

生糸に関しては養蚕・蚕糸業が当時の日本の輸出産業の中でもトップクラスに富を生んだ商品。

富岡製糸場が世界遺産にもなった事からも、大正時代を説明するのに必要な産業の一つと言えましょう。

そんな商品を扱っていたのが姫子の祖父・敬次郎で、お金持ちなのは間違いないですね!

そして、姫子の許嫁の文治様。

彼は実は、”男爵”でした!

日清・日露戦争で、祖父・父が論功行賞として与えられて爵位を得たようです。

ちなみにこの当時は戦功叙爵でバカスカ男爵が生まれてようで、土屋家もその一つと言えましょう!

お金で何でも買えた花塚敬次郎、どうしても爵位が欲しかった敬次郎は姫子を嫁がせる事でその夢が叶えようとしたのです。

この時代の商人は、江戸時代の士農工商の精神が根強く残っている為、商人のままで上の位に行く事はありません。

なので文治の持つ爵位を得ようとしたというです。

文治にも姫子恨まれても仕方ないと自覚もしている敬次郎。

しかし、この結婚は利害の一致があるようです。

大多数の男爵が生まれた時代ですが、多くが没落していく時代でもありましたからね。

金銭面的援助というのがあったのでしょうね。

皮肉には皮肉で返す文治

文治は仕事が休みの日に、姫子(女中着き)を名古屋観光に連れて行きます。

多少の事件はありながらも微笑ましく終わった一日でしたが後日不穏な噂が。

「土屋少佐には、少女趣味がある」

見た目には親子ほどに年の離れた許嫁の姿を軍関係者に見られて、そんな噂を立てられます。

優秀な部下が噂の出所がクロガネ軍曹であることをすぐに調べあげて、どうゆう領分か聞き出します。

その時クロガネ軍曹が

「そんな若い時から育てれば、さぞかし男を咥えるのが上手くなる事だろう」

と言った姫子に対する侮辱的な言葉を浴びせかけられます。

それに対して文治は、貧しい漁村に養子に行ったクロガネ軍曹の妹を引き合いに出して

「そんな若い時から育てれば、さぞかし男を咥えるのが上手くなる事だろう」

と返しています。

今まで見た事の無い目に光を宿さない真っ黒な瞳で伝えます。

文治様、闇が深そうです。

この言葉にクロガネ軍曹はキレて殴りかかってきますが、土屋少佐の部下が殴り返して事なきを得ます。

軍曹が少佐に殴りかかって、罰にならないのか?

この場合はおそらく、私的な事での話し合いでした。
(親子ほど離れた許嫁についての説明)

この場合文治は上の立場にいるからこそ、警告に留めています。
生殺与奪の権利は文治側にあるという事ですね。

人は体罰にはある程度耐えられますが、精神的苦痛や人質には弱くなってしまう者ですね。

ただクロガネ軍曹は手を出してはいけない相手に手を出してしまったという事ですね。。こわ

最後に

今回は姫子の学校生活も取り上げられてたんですけどね。

どうしても、成金と男爵の話に気持ちがいってしまいました。

大正時代って、不思議な魅力がありますよねぇ

最後までお読みいただきありがとうございました。次巻もよろしくお願いします!

煙と蜜 第三集

煙と蜜 第三集

[著者]長蔵ヒロコ

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