「違国日記」最新9巻感想~他人から見える才能なんて過大評価だよ

その他漫画

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、ヤマシタトモコ先生の「違国日記」9巻を読んだ感想を書いて行きます。

槙生を知り、少しずつ対応が変わってくる朝に対して、大人になったと感じた槙生。

子供なんて”3日会わなければ刮目せよ”ですよね。

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「違国日記」~作品詳細

作者:ヤマシタトモコ

出版社:祥伝社

ジャンル:社会

発行巻数:既刊9巻(2022年4月現在)

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「違国日記」~あらすじ

朝が叔母・槙生と暮らして1年とすこし。

ここ最近、小説家の槙生はスランプ中。

ボーッとしていて原稿は進んでいない様子だ。

才能はないと苦しみつつ、書くことはやめない槙生に
朝は「やめる人とやめない人の違いってなに?」と尋ねた。

これといった才能はないと気づきつつある朝に、槙生が答えたのはーーー。

宝石の持ち主じゃなくても。
自分の明日を選べる第9巻!

「違国日記」~感想

ちょっと大人になった朝

違国日記は少年・少女への人生の教科書ですね。

槙生がまたもスランプです。

朝は何とか手助けできないかと右往左往していましたが、最終的には時間が解決するといったスタンスを取ります。

助けようとはしたけど、自分が解決できることは何もないと思って朝にとって普段通りに生活をしようとしているんですよね。

自分の事は自分でやる、自立の道です。

子育てをしていて思うのが、

”一人で新しい事に挑戦しているときに見守る事”です。

案外これが難しくて声をかけたり、すぐに手助けしてしまったりするんですよね。

朝がトラックに轢かれそうになった時・・・

と言っていたのは分からなかったけど槙生が朝に対して”大人になった”と思ったのは、人をほおっておけるようになったという事なんだと思いますね。

才能の話

スランプだとか何とか言って苦しむくせになんで続けられるのかと問われました。

大きな才能が無いと気が付いた朝に対して、槙生は

「どんなに能力があっても辞める人はいる」
「辞められない事が自分の才能」
「下手でもなんでも続けた人が最後は偉い」

才能という能力、文章を書く能力、野球が得意な能力、音楽を作る能力。

様々な能力はあるけれど、それを扱うためにはその事を継続しなくてはいけませんもんね。

自分的には、本人の特性に出会う運と同じく継続して努力できることが才能だと思っています。

「人の心も行動も決して動かせる物ではないと思っておくといい」
「ほとんどの行動は実を結ばない」
「感謝も見返りもない」
「そうわかっていてもなお、する事が尊いんだと思うよ」

さいごに

淡々と読み終わりました。

コマ割りも背景もそぎ落としてシンプルに構成されていて、会話のポイントを掴ませてくれようとしてくれているのがわかります。

文字の情報量が多いのに絵の情報量まで多かったらしんどいので助かりますね。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

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