「賊軍 土方歳三」2巻での,土方歳三の行動範囲を考察する

漫画 

こんにちは、新撰組廚いのまんです。

今回は、現在連載中の「賊軍 土方歳三」を通して史実とフィクションの2点の交わりを考えていこうかなって思っています。

ちなみに!新選組が〇女子のコンテンツですって!?

冗談言わないでください!

司馬遼太郎先生の「燃えよ剣」が刊行されたの1964年で、50年以上の大人気ロングセラー新選組小説ですよ!
仮に64年当時から〇女子と呼ばれる方がいたとしても、その方々だけで50年以上も続くロングセラーは無理ですよ!

ちなみに我が家には自分はもちろん所持していて、嫁も持っていて嫁の妹も持っていたから上下巻わせて「燃えよ剣」が6冊あったのにはびっくりしましたけどね、ロングセラーの下支えです笑

現在新選組コンテンツを支えているのは、熱狂的〇女子かもしれないですけどネ笑

話が逸れたので本題に戻していきます!

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「賊軍 土方歳三」とは?

作者:赤名修

ジャンル:歴史

発行巻数:既刊1巻(2020年10月現在)

あらすじ

鳥羽伏見の戦いで負けた幕府軍は大阪・江戸でも敗走を繰り返す。

新撰組副長・土方歳三も江戸に戻り宇都宮城を落とすものの新政府軍の増援によって4日で奪還されてしまう。

土方歳三は労咳で床に伏せている新撰組一番隊隊長・沖田総司の元に訪れて西洋医術の可能性にかけて、彼の病気を治すといって総司を連れ出す事にする。

この時総司は沖田総司の名を捨てて、亡くなった小姓・市村鉄之助を名乗る事となる。

沖田総司の病を治すため、また新たな戦場を求めて土方歳三は函館へと向かう事に。

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「賊軍 土方歳三」のIFルートに新選組ファンとして垂涎ものの予感!

あらすじでもチラっと書いたように、

沖田総司がまだ生存している!

沖田総司は、実は土方の小姓の市村鉄之助!

新政府軍に処刑された近藤勇の首を土方・総司が取り戻す!

そして、土方歳三が箱館で死なずにひそかに生存する!

という点が今のところ明かされている、フィクション部分でしょう。

もう、沖田総司が生きているだけで新選組ファンからしたら歓喜の声が聞こえそうです!

亡くなってしまったからこそ病弱で儚げな天才剣士というイメージが付きますけど、沖田総司が生きていたらどんな行動を取ったのかなって考えてしまうのは土方生存説と同じかそれ以上の興味をそそられてしまうものですね。

会津戦争で、新たな活躍を!

1巻終了時点で会津にいることから、今後は会津戦争~箱館に向かう事となるのが史実となっています。今後の大まかな道筋でしょう。

江戸での宇都宮城奪還作戦以降、土方歳三は大きな活躍の場もせずに函館に行ったと思われている方もいると思いでしょうが、実は会津戦争にも参戦しています。

前述ですが、会津の母成峠で奮戦したが新政府軍との単純の兵力差によって敗走、米沢藩・仙台藩へ援軍を求めて撤退していきます。

ちなみにこの頃には、白虎隊の悲劇で有名となって若松城陥落したことによって更なる撤退を余儀なくされて、榎本艦隊と合流する流れです。そして、3番隊隊長・斎藤一との決別となります。

しかし、ここでIFルートが発動するのではないでしょうか!?

宇都宮城奪還作戦時において足を負傷しており、会津戦争では満足な活躍が出来ずにいたとされる土方歳三ですが本作品では足の負傷は味方と敵を騙すものであって負傷していません。

新政府軍との兵力差は埋めることは難しくても、指揮官が負傷しているのとしていないのでは士気に大きく影響を受けるものだとされています。

それならば、母成峠での撤退は仕方ないとしても兵力差を埋めるために援軍要請は叶い兵力が増すかもしれません。えおの、援軍を引き連れて、若松城への援軍へ向かったとすれば白虎隊の若者の命を救う土方歳三の姿が見れたりもするかもしれません。

ただ、ここで勝つ戦では函館まで行けないのでもしかしたら松平容保公を連れだっての箱館行きになるかも!?
松平公は新政府の元一応明治30年くらいまで生きるからありえないか!?

けど、松平公が箱館まで着いてくるのであれば、会津で分かれるはずの斎藤一も着いてくるというルートに変わる可能性もあるでしょ?!

大まかな可能性としては、会津戦争の改変が見ものになるのかなって思うんですがどのくらいのボリュームで描いてくれるのかが楽しみです!

最後に

史実は史実ですが、歴史を楽しみはIFの世界を妄想するのも一つの楽しみですよね!

最初の方に〇女子と小馬鹿にしたように書いてしまいましたが、その人たちもIFの世界を楽しんでいますよね。

大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公・明智光秀が、本能寺の変の首謀者なのは有名ですがその定説を覆す説があるのも有名ですが、明智光秀は織田信長を殺していない!という説を妄想した人から研究は続いているんですよね!

という事はこの漫画で土方歳三生存説を唱え続けていけば、新たな研究で本当に土方歳三が生きていて新天地へと旅立って行ったという新説が出るかもしれません!

なんてことを考えていると「賊軍 土方歳三」への期待感が膨らんで行くばかりです!

したっけね~!

賊軍 土方歳三 1巻

賊軍 土方歳三 1巻

[著]赤名修

Renta!

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