「ましろのおと」16巻感想・ネタバレ~雪、音楽事務所からスカウトを受けるが拒絶する

ましろのおと

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、羅川真理茂先生の「ましろのおと」16巻の感想を書いていきます。

※最後にポイントを箇条書きしています。お急ぎの方はそちらをどうぞ。

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「ましろのおと」~作品詳細

作者:羅川真理茂

出版社:講談社

ジャンル:仕事・青春・音楽

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前巻あらすじ

正確で音の狂いは全くない神木清流、こぼれそうでこぼさなずに記憶の闇を受け止めた王者の演奏を見せる。

雪の演奏は、多くの聞き手によって磨かれた音となり、松吾郎と雪の音が融合された演奏を見せる。

みんなの前で弾けることの喜びを幸せを噛み締めた演奏は、誰からも疑われないような演奏で、大会優勝を果たす。

しかし、その演奏には松吾郎の音が無くなったと感じてしまった梅子。

一方若菜が、青森大会・金木大会の二つの大会で優勝を果たすほどに音の変化を見せた。

梅子が見せた寂しさの意味

「とっちゃの音が消えてまる」

弘前大会で梅子は雪の中にあった松吾郎の音が無くなるのを感じました。

超絶強気の梅子が作中で始めて見せた弱気な一面です。

1960年代松吾郎43歳の時に旅回りの一座に入り、旭川の地で解散となると松吾郎は、旭川から函館までを弾いて歩く事に決めます。

娯楽の少なかったころ、ボサマ・ホイドとバカにされても庄屋とか喜ぶ人もいた門付けだが、高度経済成長期に入った日本ではさすがに見なくなっていた。

松悟郎はとある小料理屋に入り演奏させてもらうように願うと、女将の娘・八重が弾いてくれるようお願いをします。

八重は昼間は港の食堂で働き、夜は母の小料理屋を手伝っている「なまらべっぴん」な20歳の女性でした。

しかし母に監視・束縛をされて不自由さを感じていた八重ですが、更に母は借金返済の為に身体を売るように言われて、その場から逃げ出します。

あても無く逃げ出した八重は松吾郎の後を追い、松吾郎も気がついてはいたがほっておきました。

しかし結局のところ一緒に旅をすることとなり、八重は松吾郎の家まで着いていきました。

松吾郎は自分の人生に巻き込みたくないと思ったが八重は松吾郎を求めたという事ですね。

この二人の間に生まれた子供が梅子で、この時に松吾郎は働いていないですし、女性が大きなお金を稼げるような時代では無いので、梅子の「貧乏だった」という言葉には重みがあります。

梅子は松吾郎に対してかなりひどい言い草をしますが(仕事をしない父親に対して向ける言葉としては適切だが笑)、三味線の音は本気で広めたかったのでしょう。

東京公演・海外公演を蹴っていた事をお金の問題と言っていますが、松吾郎の音を世間に知らしめるチャンスだったのに。

梅子の夢は松吾郎の音を世間に知ってもらう事で、その役割を雪に託そうと画策していましたが、弘前大会での演奏を聞いて自分が思い描いた松吾郎の音とはかけ離れてしまったという事は、梅子の後姿を見て良く伝わってきました。

だからこそ若菜の覚醒は、梅子にとって都合がよかったと言えるでしょう。

梅子は若菜を立ててアルバムデビューさせます。

そのアルバムはタイアップも多く売れるアルバムだが、エフェクト・編曲しまくりの若菜らしさの無いアルバムだと雪は感じたようです。

ずっと売れないままでいるか、悪魔に魂を売ってアーティストとして売れるようになるか。

若菜にとって、悪魔に拉致されて無理やりアーティストとして活動させられているという環境ですけどね笑

ただ、梅子は7年間だけとも言っているんで、その7年間で何を積み上げていくのかが気になるところですね!

雪もアーティストデビュー

梅子に見捨てられた雪だが、今度はいつも店に来る金城さんより自分の事務所に入ってほしいとスカウトされます。

けど、雪はめっちゃ拒否します。

雪は今までの経緯から言っても中々に動かすのが難しいタイプ。
ようやく大会で優勝という目的を果たしたばかりだというのに、また新しいことにチャレンジするのは心の準備が追いついていないという事でしょう。

ただ若菜ちゃんがアルバムデビューを果たしたことや、田沼総一がCDデビューしたことについても、良くも悪くも感じるものがあったよう。

そして、金城さんが雪の元に再び現れて民謡への想いを語った事で、何となくチャレンジする気になっていきます。

そして、金城さんが雪を動かうために梶貴臣・荒川潮にも声をかけており、更に青森の田沼舞にも声をかけています。

雪的には、新たな音の可能性を感じて始めたと言えますが、結局いつも通り流されていると言えますね。

それでいいのか雪!?

「ましろのおと」~16巻ポイント

  • 梅子の回想は、1960年代松吾郎43歳の時に旅回りの一座に入り解散して、旭川から函館までを弾いて歩く事する
  • ある小料理屋に入り演奏させてもらうように願うと、女将の娘・八重が弾いてくれるようお願いする
  • 母に監視され、不自由だと感じる八重、母はさらにお金の為に八重に身体を売るように言うと八重はその場から逃げ出す
  • 当てもなかった八重は松吾郎の後を追い、松吾郎は飽きたら離れると思った
  • しかしいっしょに旅をする事になり、松吾郎は自分の人生に巻き込みたくないと思ったが八重は松吾郎を求めて伴侶となる
  • この旅のあと即興曲を「春暁」と名付けた
  • 若菜、梅子に拉致されるてアルバムデビューする
  • 「竹の華」に来る金城さんが雪をスカウトしに来たが、雪はそれを断る
  • 桜ちゃんと雑談中、慣れ親しんだ民謡もっと一般的に普及させたいという想いを口にする
  • 合コンに行って三味線をバカにされた梶の言葉によって、路上ライブでユニットの力を荒川潮を交えて試してみた

最後に

桜ちゃんが真っ黒で登場します。
女子中学生が日焼けするなんて・・・、けしからん。

新章は、雪がユニットを組んで活動していく事となりそう。
15巻までは、大会に出場して誰かと競い合うというのがメインだったのですが、本来音楽って競い合う事が難しいと思ってるんですよね。

聴衆を求める雪が、次は誰に聞かせてどこを目指していくのかに要注目でしょう!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

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ましろのおと 16巻

ましろのおと 16巻

[著]羅川真里茂

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