アニメ「平家物語」10話感想~維盛に寄せた感情に涙腺が崩壊していく

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回はアニメ「平家物語」10話“壇ノ浦”を見た感想を書いていきます。

維盛~、そぐわない立場に置かれて心労が絶えない立場でした。

1話また1話と過ぎていく毎に、維盛の悲痛な表情が胸に痛くて痛くて。。

最後まで優しい人物でした。

約850年の時が経っていますが、ご冥福をお祈り申し上げます。

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「平家物語」~作品詳細

アニメ制作:サイエンスSARU

監督:山田尚子

脚本:吉田玲子

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「平家物語」~10話あらすじ

旅のすえに母と再会したびわは、改めて自分も平家の行く末を見守り、祈り続けることを決意し一門に戻る。

しかし、清経の入水に続き敦盛が一ノ谷の戦いで戦死、捕らえられた重衡は鎌倉に送られ、平家はひとりまたひとりと欠けてゆくのだった。

苦しみに耐えかねた維盛は出家を決意し、最後にびわと短い会話をかわす。

「平家物語」~感想

OP前にセリフも無く流れる、荒れ果てた福原の地が平家の寂しさを物語っていました。

一ノ谷の戦いで敗北した平家、死んだとされていた重衡だが捕らえられており、平家が持ち去った三種の神器を返すための人質となります。

後白河法皇の意向ように描かれていましたが、一説には重衡と三種の神器の交換は、重衡の提案の様ですね。

平家は拒否します。
三種の神器が無ければ強硬手段を取られるのは目に見えていますので、手放せる状況では無かったという事でしょうね。

重衡鎌倉へ送られることに移り、頼朝と対面します。

頼朝は重衡を”牡丹の花のような人”と形容していました。
牡丹の花言葉は

「王者の風格」「高貴」「富貴」「恥じらい」

頼朝は重衡と対話して感じたのは、栄華を誇った平家の「風格」「高貴さ」を感じ取ったということでなんしょうね。

平家一門を助けたいと思ってしまう気持ちもわかります。
それでもいずれ源氏に対して仇名す可能性がある事からも平家を生かしておくことは出来ませんよね。

杉田さん演じる源頼朝、気弱そうな雰囲気を持ち合わせながらも芯のある人物だと感じ取れました。
ありがとうございます。

維盛に寄せてしまう感情が涙腺を壊す

作中何度見たでしょう。
維盛がうなだれている姿を。

しかしこれで最後です。
気力を失った維盛には義経の恐怖が纏い、地獄に落ちる想像しかできなくなってしまっています。

兄を励まし支えてきた資盛ですが、今回ばかりは難しそうです。

資盛は成長しました。
瓦解しそうな平家を、完全滅亡するのを食い止めようと後白河法皇に手紙を出したりとしており、根本的に意地の悪い所は変わらないけど苦しい立場に置かれています。

100%立て直せない平家を補佐もしていて辛そう立場です。
憎まれっ子世に憚るではないですが、嫌いになれませんね。

そして維盛は等々出家します。

「戦に出るのも逃げるのも終わりにしたい」

どれだけの業を平家は維盛に負わせて来たんでしょうね。
勇猛な武将は維盛以外にもいましたし、武功を上げねば冠位を挙げたかったっという清盛の気持ちわかります。

それでもアニメ「平家物語」の維盛は、初登場から優しく穏やかな人物として描かれていて常時なら戦とは無縁の人物の様でした。

何もかも逃げたと言っているけど、維盛にそのようにさせたのは平家一門です。
けど恨めない、誰も恨むことは出来ませんでした。

自分の犯した罪を認識してこの世を去ると決めた維盛表情は晴々としていました。

後光のように夕日の中差す中での入水。

とても切なくとても穏やかな演出で涙腺崩壊してしまいました。

最後に

壇ノ浦の戦いが始まる直前で終わりました。

次回、平家の最後となります。

ハンカチ・ティッシュ必須です。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね。

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