こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、オジロマコト先生の「君は放課後インソムニア」3巻を読んだ感想です。
成長というよりも不眠に関しての理解者がいる事によって心に余裕が生まれましたね。
3巻の中見君を見ていると、最初の中見は寝不足でイラついていただけなのがよく伝わりました。
そしてイサキがどんどん可愛く見えてくるのもオジロ先生が意図しているのでしょうか？
素晴らしいです！
「君は放課後インソムニア」～作品詳細
作者：オジロマコト
出版社：小学館
ジャンル：青春
発行巻数：既存9巻（2022年9月現在）
「君は放課後インソムニア」～あらすじ
臨海学校で奇跡のような夜を過ごした中見とイサキは、天文部のために力を合わせて活動を開始する。
学校のクラスで浮いた存在で、不眠に悩み自分だけが不幸だと思っていた中見は、イサキとの時間を過ごす中で少しずつ変わってゆく。
そして真夜中の学校の屋上、花火大会の夜に――
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天文部主催、流星群鑑賞会
流星群鑑賞会の準備が本格的に始動します。
1巻の中見丸太を見た時は精力的に動く中見なんて想像できませんでした、それくらいに今回は色々な人と交流をしてチャレンジをしているなんて。
幼馴染の受川くん、生徒会役員だった事が功を奏して進行できるのは頼りになります。
ポスターはイサキの友人・野々さんが、中見とイサキをモデルにポスターを書き上げていくれて、穴水・蟹川と言った友人たちが、当日の案内をしてくれる。
これらのお願いをガンタがするなんて思いもしなかった。
後は花火大会会場にてみんなでチラシ配り。
学生生活満喫してるって感じですね！
鑑賞会の準備、学校の屋上で花火を見た事、漫画としてすごく楽しめました。
けど3巻のラスト、イサキの告白で空気が一変してしまいました。
予想はしてたがやはり衝撃です。
イサキ、、、そりゃ不眠にもなるわ
※重大なネタバレ有りです
臨海学校でイサキの写真を撮って、その写真をみたイサキ、コンテスト用の写真以外にも
「私の事も撮ってね。」
「私を残してね。」
セリフが意味深すぎる。
安易な予測として、大病を患っていて余命幾ばくとか考えてしまうけどそんなベタな展開は絶対にやめて欲しい！亡くなった人を背負って俺頑張るよ！的なのはもう作ってほしくないんですよ！
花火大会の後に二人で天文台での会話、
「聞こえる？あたしの心臓の音？」
「半分だけで動いてる不完全な音でしょ？」
「寝てる間に心臓が止まって二度と目覚めないかもしれない不安」
「心細くて怖いの。」
幼い頃に心臓の病気で、手術していたみたいです。
目を閉じるともう2度と目覚めないかもしれないという恐怖から”不眠症”、寝ることができなくなってしまいました。
全てがわかるなんて言わないですよ。けど、起きれないかもしれない不安から寝れなくなる事ってありますよね。
それの極限のような状況なんでしょう。
2巻の薬飲んでいるシーンはやっぱり意味があったんですね、錠剤ではなくカプセル状の薬だったので眠剤では無いと思ったんですよ。
ましてや家族に自分が不眠症だと話していなそうな流れだったし。
手術をして現在は適度に運動してもいいと言われているけど、実際は寝るのがとても怖くなっていて”不眠症”になってしまった。
そんな悩みを抱えている所に自分と同じ症状を抱えて、理解してくれた中見が現れれた事で気持ちが傾いたんですね。
なんか理屈っぽく考えてしまったけど、実際の所は互いの空気感があったからなんでしょうね。
じゃなきゃよく知らない同級生男子の心音が、寝れない自分に心地よいなんてことあるはず無いですから。
さいごに
絵の説得力が凄いですね。
流星群鑑賞会のポスターに惹かれました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね！
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