世界観が確立していく「後宮の鳥」3巻感想

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、白川紺子先生の「後宮の鳥」3巻を読んだ感想です。

当初の寿雪は夜明宮という所に引っ込んでいる人なのか化物なのかわからない存在でどのキャラと話していても無機質な存在のように感じてました。

しかし、巻を追うごとに寿雪の人間味が明るみになってきて「頑なな少女」から「憂いを纏う少女」へと印象が変わります。

烏妃でありながらも15~16歳の少女らしい一面も見せる寿雪が高峻同様に愛おしさを感じさせてきますね。

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「後宮の烏」~作品詳細

作者:白川紺子

出版社:集英社

ジャンル:中華ファンタジー

発行巻数:全7巻(2022年6月現在)

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「後宮の烏」~あらすじ

「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。

先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。

烏妃の許には、今宵も訪問者が絶えない。

泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて?

他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め!?

「後宮の烏」~感想

2巻では烏妃とは”鳥漣娘娘”を受け継いだ存在であることが判明しました。

3巻では”鳥漣娘娘”の存在を描くことによって深まった謎を散りばめていく、そして”鳥漣娘娘”にまつわる新たに敵対する存在達を作り上げてきていますね。

3巻では冒頭に地図も用意されていて作品世界の理解度を深めてもらうための工夫もされていて、文章自体も2巻と比べるとかなり読みやすく構成されていると感じました。

約束を破ってしまう寿雪

「烏妃は人を近づけてはならない」

夜明宮で烏妃が謎の存在とされていたのは侍女も宦官も置かず、誰も真実を述べられない事から畏敬の念を込められていました。

けど、今の烏妃・寿雪の元には九九・温渓を始めとして他にも人が置かれています。

「侍女を置く事、宦官を助ける事、贈り物をもらう事間違っている」

先代烏妃・麗嬢からは、烏妃は近くに人を置くものではないと口酸っぱく言われていたのですが、いつの間にかたくさんの人が寿雪を囲むようになってきました。

「人を近づけてはならない」とは、おそらく”鳥漣娘娘”に関わる事柄から人を置くことはしてはいけないとしてます。

八真教の教主・白雷が「烏妃が弱っている」と言っていた事からも、「孤独」が”鳥漣娘娘”の力を高める何かだとでもいうんでしょうか?

寿雪が感じる「得体の知れぬ焦燥」とは、身にかかる不幸ではなく受け継いだ”鳥漣娘娘”の力の弱体化を感じていると思われました。

大海亀の神

公式に地図が出たので高峻が治める国が周囲を海に囲まれた国だということがやっとわかりました。イシハの故郷も海のある村だと言っていたので、海が身近にある事は度々話題に上っていましたので、この国にとって海が重要なものだという事でしょうね。

そしてハ真教という宗教にに伝わる神・白妙子。
この神の紋が亀甲紋で、大海亀の神を司っています。

神の甲羅が万が一の鳥蓮娘娘への備えという事、また寿雪に対して「杼の姫さま」といってたという事が杼王朝時代から続く因縁を感じさせます。

恨まれている寿雪

月真教を勧めていた男で、現在はハ真教という宗教の教主・白雷。
現在は賀州にある旧家・サナメ家に食客のような立場にいます。

八鶴宮の鶴妃、賀州出身のサナメ家の娘で後宮に入ったのはサナメ家のためで情報を流すためと言った感じです。

鶴妃が父からの贈り物である腕輪をつけて高熱で倒れてしまいます。
しかしそのプレゼントは寿雪への贈り物で呪詛が練りこんであり、寿雪暗〇のための品物でした。

鶴妃は寿雪の手によって助けられるけど、その腕輪が明らかに寿雪を狙った事は丸わかりでした。

封一行だったり、梟だったり、魚永だったりと烏妃を亡き者にしようとする人物が多すぎです。

「苦しんで死ね」

恨みを受けて苦しい想いを抱え込みながらも寿雪が直接助けを求めることは無いです。

ましてや、「寿雪、私が助かってしまったら麗嬢に申し訳ない」

そんな寿雪に対して高峻が「寿雪から鳥を追い出す方法、寿雪を助ける方法」を考えてくれている事を知れた事がどれだけの救いになったのか思わされる巻でした。

最後に

2巻までは難解な漢籍表記が多くて読みにくいと思っていましたが、だいぶ世界観にも慣れて読みやすくなりました。

3巻では脇を固めるキャラ達の個性を描いているシーンが多く、登場人物を名前としてではなく人物として意識して読めるようになったことが要因ですね。

大分謎が散りばめられていますが、まだまだ伏線貼ってきそうです。
どんどん面白さが加速していきますね!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

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