春アニメ「ましろのおと」前田朱利がぶりっ子だけではないことがアニメでわかる

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、アニメ絶賛放送中の「ましろのおと」に登場する前田朱里が予想以上にヒロインをしている件について書いていきます。

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アニメ視聴前の前田朱里の印象

原作を全部読んでいるいのまんですが、「ましろのおと」で一番に苦手としているキャラクターが今回紹介する前田朱利。

嫌いでは無いです、苦手なんです。。

羅川先生が描かれる女性って、芯の強い女性や目的意識の強い女性を描かれている事が多いんです。

そのため、初登場から上目遣いで雪に

「簡単に触ってないよ、だめ?」

とか、言っているのを見ると羅川先生が今まで描いてきた女性キャラとは全然違う女性キャラをヒロインポジションに持ってきたなって思ったもんです。

  • 海人が話しかけてくるのを泣いて逃げる。
  • 先生に注意されて、涙目となってしまう。
  • 結衣に泣いて抱き着く。

と泣いてばかりいてぶりっ子なそぶりをする朱利に対してそんなに良いイメージが無かったんですよね。

きっと、僕が男であってそうゆう女性を心理的に避けてしまう人間だから。
理解しようとしてこなかった。

けど前田朱利役の宮本有芽さんのインタビュー記事を読んで、自分が思っていた朱里の人物像と宮本有芽さんが役として演じる上でイメージした朱里の人物像が全然違うんです。

ヒロインとしては弱い女の子だなって思っていたので、目から鱗のインタビュー記事でした。

前出のように、羅川先生の女性キャラには芯の強さ・思いの強さがある事が魅力的だと言いましたが、自分は前田朱利にその強さを感じることができませんでした。

宮本有芽さんが演じる前田朱利はとても魅力的で最高です

春アニメ『ましろのおと』前田朱利役・宮本侑芽さんインタビュー【連載第2回】 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】羅川真里茂氏による津軽三味線×青春ストーリー『ましろのおと』がTVアニメ化! 2021年4月2日よりMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠にて放送中です。伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾け...

※ネタバレ有り

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たった一人の三味線同好会

前田朱利と言えば、たった一人の三味線同好会員

朱利が三味線をやっているのは、お祖母ちゃんが幼少の頃に聞いた題名も知らない三味線の曲を弾くために三味線同好会に入ります。

この時点で朱利の行動力に対して目をつけるべきでした。

高校1年生でただ一人の会員という事は、現役の先輩はいません。
緒方洸輔が以前に三味線同好会を立ち上げた事はありますが、学校に置いてある使用してよいのかわからない三味線を発見します。
教頭先生曰く、且つていた生徒が置いていったもの。

現在では確実に同好会として形が無くなっています。

という事は、朱利はおばあちゃんの為に新しく三味線同好会を立ち上げたという事になります。

おばあちゃんの為に三味線を始めるという事はあり得るかもしれませんが、学校でも練習できるように同好会を再設立するのは、上目づかいで涙をためているだけの女の子にはできる事では無いですよね。

一つ、朱利の意思の強さがわかりました。

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予想以上に度胸※ネタバレ有

雪がおばあさんに”春暁”を演奏した事で、朱里が三味線をする目的は果たしていますが朱利は雪の音に憧れて三味線を続けていきます。

しかも雪と結衣・海人を巻き添えにして同好会を続けていきます。
こうゆう強引なところは最初からありました。

雪が三味線同好会に入ったタイミングで、三味線甲子園が開催されます。

大会に参加しようとしますが、団体戦にはメンバーが5人必要で一人足りません。

あと一人、部員勧誘が必要です。

そのために朱利は部員勧誘の為に、朝の校門の前で拙い「さくらさくら」を演奏します。

普通演奏するなら雪を出すのが一番良いのですが、5人揃ったら出るだの言ってる我儘っこ発動中です。

だから、誰が聞いても上手とは言えない演奏なのにも関らずに登校時間に一人で演奏し始める姿に芯の強さを感じます。

また、団体戦本番直前にナーバスになっている結衣に対しても抱き着いて思いやるシーンもありました。

ただのぶりっ子だと思っていましたが、実は案外度胸が据わっていたという事です。

最後に

ちなみに雪と朱利が恋人になる事はありません。

アニメ版の朱利は本当に可愛く描かれていましたが、恋人関係になる事は無いです。

大会後に朱里が雪に告白に近い所まで行きますが、何もなく物語は進行していきます。

原作で読んでいた時は特に何も感じなかったシーンですが、朱利というキャラクターを改めて考えた今では最後のシーンがとても楽しみとなっています。

製作さん、宮本さん。応援してます!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

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