再来年は無い!全力が最も光る青春漫画!『アオのハコ』最新2巻感想~

アオのハコ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、少年ジャンプの新連載「アオのハコ」の最新1巻を読んだので感想を書いていきます。

2巻読むと更にジャンプっぽくない青春漫画でいいですね!

「あひるの空」をもっと青春寄りにした感じで、よい意味で懐かしさを感じられます。

あぁ!あの頃に戻りたい!

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「アオのハコ」~作品詳細

作者:三浦糀

出版社:集英社

ジャンル:学園青春

発行巻数:既刊2巻(2021年10月現在)

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「アオのハコ」~あらすじ

針生先輩とダブルスを組むことになった大喜。課される猛特訓にも耐え、地区予選が始まった──。

インターハイに向け順調に駒を進めていくが、千夏の連絡先を狙う新たな恋敵が現れ…!?

負けられない試合。恋も部活も、全力で!

「アオのハコ」~2巻感想

恋敵とのダブルスペア!?

千夏先輩の事を”ちー”と呼び二人で買い物に出かけたところを目撃して勝手に恋のライバルだと思っていた針生先輩がIH地区予選のダブルスペア!

正直、先生はどうゆう意図があってこのペアにしたのか?
大喜の伸びしろと、今後の戦力アップのためなのか?

1年生の中で誰が一番上手いとか、ましてや2年生の中でも誰が一番強いのか言及されていないのでチームの戦力がわからないんですが、少なくても針生先輩は前年度の新人戦でシングルス上位の成績を収めて県大会シードで臨めることから、かなり強いことがわかりますね。

むしろダブルスで地区予選免除されていないという事は去年の段階でペアが定まっていなかったか、元々団体戦等でもシングル要因でダブルスは期待していなかったとかそんな感じでしょうね。

いずれにしてもダブルスペアとの間に色恋沙汰を持っていくのかな?と思ってしまいました。

それなら、いつものジャンプ漫画通りで「アオのハコ」自体に期待が持てなくなるぞって思っていましたが、懸念はあっさりと払拭されました!

部活の帰りに校門前で2年生の方々が集まっている所(千夏先輩含む)、針生先輩に呼び出されたところ

「こいつ新しい俺のペア、ほんとダメダメでさぁ」

っていきなり大勢の前で全否定したと思ったら

「けど、俺の指定したきつい練習全部ついてくる、見込みあるわ!」

と見事な飴と鞭を与えてくれます!
やな人かと思ったらめっちゃいい人でした!

しかも彼女がいることが発覚、彼女のプレゼントを買うために千夏先輩にアドバイスもらっていただけでした!

めっちゃ性格悪いんですけど、バドミントン強い人って基本的にめっちゃ性格悪いんですよね笑
しかもシングルタイプは相手の裏を取ったり、騙したりするのでなおさら性格悪いんです!!

針生先輩、絶対バドミントン強いわ笑

密かに水族館デートがかかっている!再来年じゃ遅いんだよ!

高校初の公式戦が始まる大喜。

前日にそわそわと落ち着かない様子を見て千夏は

「来年も再来年もあるんだから」

・・・大喜にとっては千夏と一緒にIHに出場したい思いがあるからこの一言は逆にカンフル剤となっています。

再来年には千夏はいない、今年・来年が勝負なんだ!という想いを胸に地区大会に臨んでいます。

ただ、千夏は「来年、再来年があるんだから」という言葉は自分が今年と来年しかないという事への卑屈な部分ですね。

可愛くて純粋でバスケに一途なので、そんな卑屈な面は無い完璧ヒロインだと思っていたけど、千夏も普通の女子高生でしたね。
人間らしくて好きな一面です!

ダブルスは順調に勝ち上がり地区対突破!
ただシングルでは針生先輩の後輩(名前忘れた…)と千夏の連絡先をかけて試合です。

負けられない試合、その事を知らずの千夏ですが試合を見に来ています。

大喜の友人・笠原君は千夏の連絡先をかけた試合だとバラして、その代わりに勝ったら水族館に行ってあげてくださいと。

めっちゃいいやつです!普通言えるかこんな事!?笑

針生先輩の特訓の成果もあって勝利した大喜は翌日水族館デートをもぎ取ります!

基本的に大喜視点から描かれているので千夏の本心がわかりませんね。
ただの後輩なのか、気になる異性の一人なのか、ただの同居人なのか・・・

ただ千夏にとって、部活動の為に一人日本に残った事を考えると安直に恋愛なんてできずに目標に向かって頑張る事が大事でしょうね!

蝶野雛は一人でも戦う!

大喜の同級生で好意をもっている蝶野雛。

新体操の全国常連、雑誌の取材も受けるような全国1位も狙えるほどの有力選手!

明らかに大喜の事が好きなのに、なぜか千夏先輩との事を応援している健気な女の子。

たまたま、大気の家に千夏先輩が同居している事を知ると大人しく帰るかと思ったら、明るく

「どうゆう事だ、猪股大喜!」

と努めて明るく怒りながら問いただします。

普通のラブコメだとヒロインに対して明らかな敵対心が芽生える所なんだが、悔し涙を流しているんです!

”一緒の目標に向かっている同志”

この二人の関係性に羨望の眼差しで見つめて、

「私は一人で戦っていく」

1年生で全国1位という期待を背負わされている事を少しづつプレッシャーに感じ始めていますね。
IH惨敗のフラグが・・・

読者は君を応援しているよ!

最後に

なんか懐かしくていいですね!
自分も部活人間だったので、各個人が目標に向かっている姿を見るのは漫画でも現実でも大好きです!
(こんなにキラキラしてませんでしたが…)

このままコメディ展開は無しで、殺伐とした三角関係にはならないようにお願いしたいです!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

アオのハコ 2

アオのハコ 2

[著者]三浦糀

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