ましろのおとロスの方へ、羅川真理茂のおススメ作品を紹介していく!

漫画 

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

2022年10月、ましろのおと最終巻が発売されます。
雑誌の方では追っていないため、単行本の発売まで何も情報を入れずに楽しみに待ち望んでいます!

ただ、これから待っているであろう”ましろのおと”ロス。。
いやむしろ、羅川真理茂ロスと言っても過言では無いはず!

全部読んでいる人もいるかもしれませんが、読んでいない方もいるかもしれない。
電子書籍で読める作品も多いので、新作発表される束の間を過去作品に触れて心を落ち着かせましょう笑

単行本化・文庫化されている作品を全て上げていくので気になる作品があれば読んでみてください!

おススメ紹介じゃないのかって?全部おすすめだから全部紹介するんです笑
Wikipediaを見れば早いとか言わないでくださいね!

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赤ちゃんと僕 文庫全10巻

母親を交通事故で無くした榎木家だけど、父・春美に小学5年生の拓也、そして2歳になったばかりの実君の3人で愉快で元気な日常コメディ。

羅川真理茂先生といえばコレ!
赤ちゃんと僕は知っている!という人も多いけど、案外読んだ事無いって人も多いと思います。

基本、日常コメディなのだが時折シリアスな雰囲気を出して来たり、作品終盤には次回作への実験的回もあったりして羅川真理茂先生の漫画が進化していく様子も楽しめます。

大好きなエピソードばかりなのですが、榎木家の隣人・木村家の長男・成一が帰ってきたエピソードが今も昔も変わらず大好きです。
「帰ってきたいんだ…」と絞り出すようにいう成一は、最初で最後のカッコイイ!

そして赤僕NO.1人気エピソード(管理人調べ)、文庫版7巻に収録されている春美と由佳子の馴れ初め回。
恋愛要素が小学生レベルの作中で、唯一の大人的恋愛場面です。
由佳子の気持ちも春美の気持ちも痛いほどに伝わってくる。

拓也と実を前提にしているが、登場人物全ての人間ドラマが面白い!

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僕から君へ・東京少年物語・がんばってや 文庫全1巻

3つの短編集。
3作品ともテーマは違うのですが、3作品共にノスタルジックな雰囲気がある作品。

「僕から君へ」
機能不全の家庭で育った夏己と普通の家庭で育ったひろむ、決していい事ばかりでは無かったが消し難い思い出がここにはあります。
羅川版スタンド・バイ・ミーとも呼べる作品。

「東京少年物語」
東京から東北の田舎に引っ越してきた吉蔵、初めは嫌々過ごしながらも少しづつ環境に馴染んでいきます。深層に突き刺さる懐かしい少年たちの物語

「がんばってや」
言葉のコンプレックスによってのコミュニケーション障害、話すことで他人から受ける評価に苦悩して孤独になっていく。
作中に出る「心臓の鼓動」の描写は秀逸。
現代の若者にも十分刺さる良作となっています。

東京少年物語は単行本でもあるのですが、今から購入するのであれば文庫版kindle版「僕から君へ」がおススメです。
「東京少年物語」の単行本には「僕から君へ」が掲載されていないのでご注意してください。

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ニューヨーク・ニューヨーク 文庫本全2巻

ゲイの男性二人を主人公に、同性愛者が抱える問題点が描かれた作品。

本作品が書かれたのが1995年、約27年前の作品です。
女性漫画に同性愛の話は多いですがこの作品はJGBTとかよりも、ポリコレ作品の先駆的な作品と言えるかもしれません。

この作品を読んで、世間に受け入れられる事の難しさ、同性愛者に向けられる偏見、子供を育てていく尊さを学びました。

大好きな作品だけど、一概に面白いとは言い切れない。
おススメもしにくい作品だけど、読んでほしい。
矛盾してるが読んで貰って語りたい作品。

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いつでもお天気気分 単行本7巻

赤馬、秀、進之介、高校で出会った3人の青春友情物語。

1993年に不定期連載されてから2014年に完結、1巻~7巻まで20年の月日が流れているので羅川先生の絵柄の変化が見れるので、ファン必見です!

三者三様の性格で混ざらなそうだけど絶妙に混じり合う3人の関係が心地よくその関係性に言葉はいりません!
読めば絶対楽しい気分になれる!

羅川先生には珍しく恋愛描写も多く描かれている。
多麻に向けられたルッキズム、秀と栗子の法律的問題、進之介が選ぶあざとさか素直さか、男女の恋愛を見るよりも男女間の人間関係がより繊細に描かれているのも特徴。

だからといって難しくないので、キラキラな青春に浸っちゃいましょう!笑

しゃにむにGO 新装版全16巻

弱小高校から全国に!延久と留宇衣の熱血テニス漫画!
本ブログでも度々紹介させていただいているしゃにむにGO。
技術や必殺技ではなく、選手のメンタリティの部分から描かれるスポーツ漫画。

延久の純粋でストレートな気持ちに感情移入して熱い気持ちで読み進めても良し!
留宇衣の苦悩しながらも少しづつ成長していく姿に想いを寄せながら読み進めても良し!
ライバル・佐世古駿の闇を見ながら読み進めても良し!

スポーツをやった事ないって言っていたのに、なんで選手の気持ちを理解してかけるんだろうと思います。
そして高津平太や雷電静の心の成長を見た目だけでなく、内面からもわかりやすく描けるって本当に凄いとしか言いようがない!

朝がまたくるから 全1巻

罪を題材に3作品から成る短編集。

罪は罪、その点を美化しては絶対にいけない。しっかりと罪として描かれています。
好きかって言う他人は、その当事者を知らないから恐怖して陰口を言ってしまう。
その部分を否定してはいけないし、反面当事者を知れば座是罪を犯したか、罪を反省しているのかを知ることができて場が湧いてくる。
ステレオタイプに批判する事も出来ないし、ただ何も考えずに感動する事も出来ない。

抽象的な表現が多くなってしまうけど、3作品とも考えさせられます。
「泣ける」漫画という紹介を自分は絶対にしない作品。

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チムアポート 全1巻

チムアという迫害を受ける者たちのファンタジー漫画。

ザーザ村に住んでいる、チムアのポート。
チムアとは人間と異なる者たちの呼称で、主人公のポートはウサギの容姿をしたチムアです。
他にも猫の容姿をしたチムアも登場する事から、色々な動物に扮したチムアがいるのでしょう。

可愛いデザインなのに話の内容は、偏見と差別。
人は「自分と違うモノを受け入れない」。
ファンシーなデザインで軽減してますが、見方によってはこの作品も人間の罪の形を描いた作品です。

そんな中でもジャバ・ウー君のように差別や偏見のない人間がいるから生きていける!
希望と奇跡のファンタジー作品、この作品設定で短期連載してほしい!!

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ましろのおと 単行本全31巻

単行本31巻で完結を迎えた津軽三味線ロード漫画。

大好きな祖父が亡くなり青森から東京に出てきた雪。
成長する三味線に反比例して、何にも染まらない雪の精神に羨ましくももどかしさを感じてしまう。
大人になるにつれて忖度を覚えていくはずなのに、良くも悪くも全く染まらないメンタル。

そんな雪の成長物語と共に描かれるユナさんと桜ちゃんとの関係性は、津軽三味線のストイックさとは違って微笑ましく見れてしまう。

音の解放、音の奴隷、雪は最終巻でどんな演奏をするのかが楽しみです。

吸血鬼と愉快な仲間たち 既刊4巻

木原 音瀬さんの小説のコミカライズ。

アメリカから冷凍コウモリとなり送られてきた牙の無い吸血鬼・アル、無愛想なエンバーマー・暁との共同生活が描かれている。
BL要素が強く描かれており、羅川先生の絵だと妙に生々しいので男性には中々手が出しにくいかもしれませんね。

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