こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、オジロマコト先生の「君は放課後インソムニア」2巻を読んだ感想です。
オジロ先生は憎たらしいですね笑
”男女が仲良くなる方法”の描き方が、お手本通りなのにエモいんですよ！
まんまと作中の世界観に溺れてしまいました。
「君は放課後インソムニア」～作品詳細
作者：オジロマコト
出版社：小学館
ジャンル：青春
発行巻数：既存9巻（2022年9月現在）
「君は放課後インソムニア」～あらすじ
気になるあの子と真夜中の街を散歩する――
誰しもある、くたびれているのに何だか眠れない夜、気になるあの子と2人で真夜中の街を散歩する――
＜各界のクリエーターから絶賛の嵐！＞
教室で笑いころげたり、気になるあの子にグッとくるあの高校生の日常、精密な筆致で描かれる青春の風景と、高校生たちの活き活きとした表情のなかにもあやうく切なさを感じさせるこの物語に各界から注目が集まっています。
「君は放課後インソムニア」を読むなら電子書籍が便利です！
| ebookjapan | |
| 会員登録 | 【最大6回】漫画が半額で買えるクーポンがもらえる |
|---|---|
| 試し読み | 約9,000冊の漫画が無料の「読み放題」コーナー |
| ポイント | 購入金額に応じてお得なTポイントがたまる |
| お得なクーポン | 曜日限定でもらえる限定クーポンなどセールが豊富 |
| まんが王国 | |
| 会員登録 | 無料（LINEなら最短5秒） |
|---|---|
| 試し読み | 漫画を一冊まるごと無料で読める「じっくり試し読み」が充実 |
| ポイント | ポイント購入還元【最大30％】 |
| 月額コース特典 | 月額コース登録で豪華な特典あり |
天文部設立！
イサキとガンタの学内安住の地、天文台。
ここを公的に使用すべく天文部を設立する事になりました。
不眠症の二人が出会って、ただ一緒にいるだけでは無くて、目的意識を共有できる活動を含めてきます。オジロ先生の設定の作り込みが良い意味で憎たらしいです。
部活動としてやる事は二つ。
”流星群の観測会”
人を招待して一緒に流星群を見るイベント
”星空写真コンテストでの入選”
入選を目標にして予算をゲット
部費を貰うために部としての成果を出すのが目標となり、そのためにガンタ・イサキは一緒に方法を考えて行動を共にしていきます。
1巻でも書きましたがお互いの共通した事、不眠症であったり、学校内で安息できる場所の確保、ただこれらってあくまでも現状維持の出来事です。
物語として高校生の二人の成長を描くのに”部活動”を行う事で、”前向きな共通意識”が生まれているんですよね！
傷をなめ合っている作品って面白かったとしても何となく負のオーラが出てしまいますが、こうして前身していく事によってお互いにポジティブな感情で明るい話になるんですよね！
真っ暗で眠れない夜に、星の輝きが二人を照らしているのだと思いましたね。
夜なのに爽やかな事にちょっとおかしく感じた
寝れない2人の夜しか取れない星空写真。
天文部として活動、星空写真の撮影となると、それはもちろん夜中に二人で会う事。
この二人って別に付き合っているわけでも無いのに同じ空間で睡眠を取っている、かなり異質な二人なんですよ。
もちろん、ふとした拍子に意識したりする場面はあるけど距離感がおかしいんですよね。
それに加えて夜中に出会う事。
普通男女が夜に会ったりすると聞いただけで顧問の倉敷先生の言う通り”不純異性交遊！”というのがイメージされてしまうのですが、幸いなことに私たち読者は神の視点で二人が夜に会って何をしているかわかります。
そして思う、「あっ、、これ青春だ」って。
輝く星空とイサキの笑顔、ガンタが撮った写真から通す風景が、”夜”という本来周囲が寝静まり気味が悪いはずの時間帯を爽やかに映し出しています！
イサキの薬
イサキが薬を飲んでいるシーンがありました。
始めは睡眠薬かと思ったが、飲んでいるのはカプセル状の薬。
そして明らかに種類の違う薬がケースに入れられている。
薬剤師の妻に聞く所、カプセル状の眠剤は現在あまり使用されていないと言っていたので意味ありげなイサキの服薬シーンです。
さいごに
”夜”という共通点から、恩田陸先生の「夜のピクニック」を思い出しました。
全然内容は違うんですけど、青春小説として色褪せない作品なのでお勧めいたします！
最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね！
コメント