夜伽をしない妃は怪しい術で怪異を説く「後宮の鳥」1巻感想

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、白川紺子先生の「後宮の鳥」(こうきゅうのからす)を読んだ感想です。

「後宮に住み妃の立場なのに夜伽はしない」

設定だけ聞くとそんなに不思議はないと言うか、ありそうな設定なのでどうかな?と思いましたがいざ読んでみると”夜伽”をしない理由が切迫した状況であり、設定負けしていませんでした。

突如現れる幽鬼、烏妃が操る艶やかな牡丹の花を想像すると妖絶なイメージを持っていたのですが、烏妃の以外と可愛らしい部分を見るとどちらかというと可憐さを覚えましたね。

後宮で起こる怪異、初めは淡々として話は流れていますが、一つ一つの謎が線で繋っていくにつれて物語の世界に引き込まれていく事でしょう。

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「後宮の烏」~作品詳細

作者:白川紺子

出版社:集英社

ジャンル:中華ファンタジー

発行巻数:全7巻(2022年5月現在)

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「後宮の烏」~あらすじ

後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。

その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。

時の皇帝・高峻は、ある依頼のために烏妃のもとを訪れる。

この巡り合わせが、歴史を覆す「禁忌」になると知らずに。

「後宮の烏」~登場人物

鸞寿雪(ランジュセツ)

後宮・夜明宮に住まう妃、「烏妃」と呼ばれる存在。
妃でありながら夜伽をすることのなく、姿・年齢は15~16歳の頃。

不思議な術を扱うため、後宮内の怪奇に依頼が来たり解決したりしている。

物に執着は無いが、甘いおやつには目が無い年相応な部分も持ち合わせいる。

大きな牡丹の髪飾り、漆黒の長い髪。

彼女が抱えている業の大きさは計り知れないです。

夏高峻(カコウシュン)

時の皇帝。
落ち着いた雰囲気を持ち、潔白な皇帝。

忙しい身ではあるが寿雪の元に現れては、たわいもない話したり、勝手に仮眠をしていく。

高峻と寿雪の関係性が物語の肝となる。

衛青(エイセイ)

高峻お抱えの宦官。

生真面目な性格で寿雪の元へ足しげく通う高峻の姿をみて疎ましくも思うが、「烏妃」という性質上切れない事も理解している。

九九(ジージー)

寿雪お付きの侍女。

元は違う宮にいたがとある事件以降、夜明宮に入る事となった。

「後宮の烏」~感想

本作は基本短編で構成されており、一つの短編から小さなヒントを探し出して本質へと導かれる中華ファンタジーサスペンスとなっています。

1.先代の時に亡くなった妃
2.第二妃の恋人
3.13歳位の雲雀公主
4.柳の下に現れる名珠公主

あくまでも一巻なので、大きな感動や謎を解明する爽快感みたいなものはまだありません。

それでも面白くなりそうな予感はプンプンしています!

後宮内で現れる怪奇を「烏妃」と呼ばれる鸞寿雪が不思議な術を使って解決していきます。

どこかで見たことある設定なのは当たり前

後宮を舞台にするという時点でどこかで聞いたことがあるとは感じてしまうでしょう。
自分も「また後宮を舞台にしたやつか」と思ったのですが、こちらの「また後宮」は自分好みでした!

この辺のジャンルは自分の好みに合うか合わないかが焦点で、その中で「面白い!」って思う人が多ければ人気になるのでこの作品は「面白い!」と感じている方が多い作品なんでしょう!

大奥や後宮が舞台になりやすい理由は、

  • 人の出入りが困難
  • 女性の怨念渦巻く
  • 閉鎖的空間

といった恨みつらみのネタが多く、噂話が飛び交い、最後に閉鎖的空間。

後宮というだけで一つの巨大なクローズド・サークルとなっている事が物語の舞台に上げられやすい要因です。

その閉鎖的空間を寿雪は自由に闊歩しているのでミステリーとしての条件は満たしていないですが、不思議な術を使っての怪異を解決に導く点がサスペンスとなっています。

「烏妃」鸞寿雪とは?

その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。
彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。
※Amazons参照

あらすじの一文ですが謎深き女の人で、妃の立場なのに皇帝の夜伽の相手をしない特別な妃だという事が書かれています。

本当の姿は15〜6歳ほどの少女です。
漆黒の挑発に大きな牡丹の髪飾り、全身黒い衣裳を纏った姿。

老婆ではないという事はすぐにわかります。

何故老婆という言葉が出てきたのか?

それが「烏妃」という存在が理由です。

「烏妃」とは寿雪の事だけを指すのではなく、後宮における巫術師の事を言うのです。

それが代替わりする事によって老婆から少女に変わるという事です。

先代の烏妃、鳥漣娘娘に奴隷だった寿雪が引き取られて新たな「烏妃」として育てられたことによって現在は少女「烏妃」鸞寿雪がいるということですね。

しかしこの寿雪に隠された事自体が、国家に関わる重大な事柄でした。

彼女の漆黒の髪は実は輝く銀髪の髪で、銀の髪の色は前政権の皇族・鸞一族の証です。

つまり寿雪は亡き皇族の一族という事で、現政権の者に見つかると処断されてしまいます。

ここまで開示しても大きなネタバレでは無いです。
ほんの序盤でこの情報は出てくるので、木尾情報なので安心してほしいです。

重大な案件は、皇帝・夏高峻との関係に大きく関わる事なんです。

一巻でこんな重大な事を持ってきて2巻以降ネタ切れになるんじゃないかと思ってしまいます。

最後に

頭にある大きな牡丹の花を使って術を使用する描写が出ますが、かなりアニメ映えしそうな感じですね。

しかも幽鬼の存在も綺麗に描くのではなく、おぞましい状態の時も描くことによって緊迫感を出すこともできそうですし。

10月のアニメ化が楽しみになってきました!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

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