初代烏妃の執念深さが気持ち悪い!高峻の周到さに一縷の寂しさを覚える「後宮の鳥」5巻感想

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、白川紺子先生の「後宮の鳥」5巻を読んだ感想です。

初代烏妃である香薔が遺した結界を破る事がメインとなる巻です。

目的が明確になって結界を破る為の指針が立てられて行くけど、それに伴う寿雪と高峻の葛藤が切なくてたまらないです。。

5巻はめんどくさい説明事なんてない!勢いで楽しめてしまう巻です!

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「後宮の烏」~作品詳細

作者:白川紺子

出版社:集英社

ジャンル:中華ファンタジー

発行巻数:全7巻(2022年6月現在)

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「後宮の烏」~あらすじ

高峻は寿雪を救い出すため、もっとも険しい道を選び、進んでいく。

初代烏妃、香薔(こうしょう)の過ちをただすこと。
すなわち、香薔が烏妃のなかに閉じ込めた烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)を解放すること。

この秋、宮中は慶事に沸いた。
同じ頃、先の騒動の影響で夜明宮は、ひっそりと静まり返っていた……。

烏妃はひとりで在るもの。
先代、烏妃の戒めが、寿雪の胸を刺す。
それでも周囲には九九や温螢、淡海たちがいる。

寿雪は、抱えたものを守り通すため、烏妃として突きつけられた切ない運命に対峙することを決意して――。

「後宮の烏」~感想

佳境に近づいてきました。
これまでは鳥漣娘娘がどうのこうの、鼇の神が~、白雷が~、杼王朝が~って難解な解釈が多く登場しましたが、今回は単純です。

初代烏妃の決壊を破る!
そのために9つある門の内の3つを同時破る!

ただしそれをするためには巫術を使える人間が3人必要で、一人は寿雪、もう一人は封一行、そしてラストピースが不在となっている為に敵方である白雷に召集を呼び掛けています。

溺れる者は藁をもつかむ状況で、現に寿雪の中にいる鳥は想像以上に膨らみ、寿雪の命を今にも奪おうかとしている状況となっています。

そんなのを聞いてしまったら高峻が先を急ぐのも当たり前です。

今まで寿雪が呪いのように呟いていた令嬢の言葉

「何も望んではならぬ」
「烏妃は一人で在るもの」

この言葉の重大さをあれほど大きく感じるとは思いませんでした
後宮内での失せ物探しや幽鬼を払っていた時代が懐かしく思うほどに事態は緊迫感を増してきました。

高峻の周到さに一縷の寂しさを覚える

高峻は計画を立てて準備をする人間です。

なので結界を破り寿雪が後宮から出た後の事までを考えております。

いなくなる前提なんです。
前王朝の王朝の末裔で野心は無いにしてもその存在を知られれば、どのような事が待ち受けるかはだれの目にも明らかです。

寿雪を担ぎ上げる者が出て反乱の目となる可能性もあるし、暗殺される可能性もある。
そんな状況に身を置くくらいであれば、現王朝とは違う国へと亡命させるのが安全なんです。

「自由を押し付けるでない!檻が変わっただけではないか」

寿雪はこう返すも道理であればこれが正解。

5巻で高峻は羊舌慈恵という欒王朝の重臣だった人物を、塩鉄使として向かい入れています。
塩に関しての官吏に据えようとするのと同時に欒王朝時代の重臣を置いておき、烏妃を守る存在。
高峻の理性によって置かれた人物です。

しかし、寿雪もましてや高峻も人間です。心があります。
これまで表沙汰に描かれてないが、互いに憎からず信頼した様子は伝わってきてました。
ここまで書かれてきた高峻という人物は、皇帝であるからこそ高潔で法を順守した人物です。

皇帝としての行動を取るか。
互いの感情を表面化して後宮に残るのか。

結界が敗れた後も一筋縄ではいきません。

初代烏妃の結界は呪いと呼ぶのにふさわしい!

※重大なネタバレ含みますのでご注意を

ラストの副題”破界”、淡海も言ってましたが穏やかではない状況です。

それもそのはず、敵方だと思っていた白雷が高峻の前に現れました。
要件は結界を破る手伝いをするとの事。

腹に一物以上ありそうなこの人物が寿雪を助けるためにやってくるとは思えませんが、表向きは鼇の神の贄になる予定の隠嬢を救ってほしいというのが表向き。

裏も十二分にあるんですが。

とにかく巫術を使える人材が3人集まった事で香薔の結界を破ります。

しかし「はい、破れました!」で終わるわけがないです。
香薔は後宮に閉じ込められた事を恐ろしいほどに恨んでいたんですね。

結界を破り紋が崩れたと思いきや、歴代の烏妃たちを祀った霊廟から無数の白骨が動き出します。
その一体一体が歴代の烏妃たちなんです。

後宮に閉じ込めておいて、なお魂まで縛り付けているのが初代烏妃の執念深さです。

最後の難関となりそうなのは確実に初代烏妃・香薔であることが明白となりました。

最後に

5巻のラストはアニメ映えするでしょうね。

後宮から出ることができるという希望を描いていたはずなのに、一転して絶望を描く。
作者様の筆力に感服です。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

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