今回は、マガポケで連載中の「シンデレラは探さない」を読んだ感想です。
web小説が原作の本作ですが、血みどろな展開も奪い合うようなラブコメ展開も無く、ほのぼのとした日常コメディみたいな作品です。
「シンデレラは探さない」～作品詳細
作者：原作・天道源
作画・クロ
出版社：講談社
ジャンル：学園・日常
発行巻数：既刊1巻（2020年1月現在）
あらすじ
先月できたばかりの、五十階建てのタワーマンション。
引用：ámazon
高校生の俺こと荒木陣は、買い物帰りに、妹の舞と一緒にそれを見上げる。
おとぎ話に憧れる舞は、そのマンションを、お城みたいと表現した。
お城ならお姫様がいるはず。お姫様に会いたい……そうつぶやく舞。
だが俺は知っている。お姫様なんて、俺たちには関係のない存在だ。
そう思っていた俺だが、世の中は俺が願うほど、単純ではなかった。
おとぎ話のような――俺には関係のない存在だと思っていた、お城の住人。
その一人である真堂礼と、俺はふとしたきっかけで出会う。
そして俺は知った。
俺の前にいる礼は、お姫様ではなく、学園のアイドルでもなく。ただの、可愛い女の子なんだと――。
自宅デートで青春ストーリー
お母さんを亡くして妹と2人で暮らす高校生の荒木陣は、仕事で忙しい父親の代わりに妹の面倒をみる生活をしています。
そのせいで学校での人間関係が上手く構築できていなく、友達が全くいなかったのだが、ある日妹が熱を出した時に陣も看病のために３日ほど学校を休むと、学園のアイドル的存在である真堂礼がプリントを渡しに家を訪ねてきます。
家を訪ねてきた礼を見て、妹の舞は以前に陣との買い物途中に礼を見てお姫様みたいな人だと記憶していました。
是非上がっていってほしいという舞、その事に対して礼は謝罪の意味も込めて上がらせていただくと言います。
謝罪ってなんだ？どの辺が謝罪の意味かがよくわからないんですが謝罪らしいです笑
なんか会話の地雷原がどこにあるかわからず、舞がお姫様はタワーマンションに住んでいると憶測でいった事もすごい形相で兄・陣を睨んできます。
その説明をするとあっさりと、自分の早とちりだったといって謝ります。
悪い子ではない、聞かれてイヤの事もあるよね。
そしてお土産のプリンを３人で食べます。
妹の舞から、また遊びに来てほしいと言われて「楽しかった」と言い今日の勘違いの謝罪の意味も込めてまた来ると約束をします。
陣と礼の自宅デートのような青春が始まります。
この二人、なんか変だ！
なんか二人の距離感がおかしい漫画です。
礼は、陣の家にお邪魔した時に「謝罪」の意味を込めてお邪魔すると言います。
何を言っているのかわかりませんよね、理由がわからないので。
けど彼女はタワーマンションで一人暮らしをしていて、夜はいつも出前で済ませているようなお金持ちのお嬢様のため、一般人とはちょっと離れた感じに設定されているのかなって思います。
ただ、陣もおかしい！
母親を亡くして、父親の仕事が忙しいのはわかります。
妹が熱が出たから、看病のために学校を３日間休んだのもわかります。
けど高校１年の時は、舞を保育園に迎えに行かなくては行けなかったから、高校に友人が一人しかいないって！
別にコミュ障な設定でもないし、学校には行っていたんだから友人くらいもう少しできるような気もします。
その前に、あのボロアパートに住んでいるって父親何の仕事してて帰り遅いんだ？
そして、特に致命的なのが距離感の詰め方がおかしい！
たまたまプリントを渡しに来てくれたクラスメイトを、妹のお願いとは言っても家には上げないだろ！
しかも翌日には朝に作ったホットサンドを弁当にして渡している始末！
おかしいって！下心無いのかよ！笑
けど、礼はこのホットサンドを嬉しそうに受け取るんですよね。
勘違いした時に赤面するところも可愛かったけど、嬉しそうに受け取るところもめっちゃ可愛いです。
４日ぶりに学校に来たときは目にもかけられなかったにも、礼と挨拶したり弁当を渡したりして付き合っていると勘違いされています。
周りは正常運転です。この二人の距離感がおかしい！
何処かで会ってるっぽい
度々、礼は陣と会ったことがあるようなそぶりを見せます。
ただ、詳しくはその事に言及していません。
携帯の番号を交換した時にも「これでいつでも謝罪に行ける」という言葉を使っていたので何かしたのかな？
礼には直接的には関係無いけど、間接的に陣・舞の母親が無くなる原因となったとか。
そこがわかるまでは、気になるので読み進めてみようと思います。
最後に
なろう系小説？ライトノベルなのかな？
設定がふわっとしているのはわざとなのかな？って思えるほどに空気感が独特です。
自分としては礼が可愛いから読んでいる作品です笑
じゃあ、最後まで読んでいただきありがとうございました。したっけね！
[著]クロ : 天道源 : 佐伯ソラ : 白組
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